イケア/船橋市と持続可能な社会形成・地域社会の活性化で包括連携協定を締結
2022年03月23日 11:00 / 経営
イケア・ジャパンは3月22日、船橋市と、持続可能な社会の形成と地域社会の活性化を目的にした包括連携協定を3月28日に締結するとを発表した。
<イケアが船橋市と包括連携協定を締結>
包括連携協定では、サステナビリティー(持続可能性)戦略として「ピープル・アンド・プラネット・ポジティブ」を掲げ、船橋市がイケアと連携して、就労支援事業やダイバーシティー(多様性)などに関する出前授業、イケア店舗でのサステナビリティーツアーなどを実施する。
具体的な取り組みとしては、「就労支援事業」で、イケアのダイバーシティーへの考え方を踏まえた職場説明会を6月に開催する。
また、「IKEA Family子ども募金」を活用し、子育てや福祉施設などへの物品の寄贈を行う。2022年度中に実施する。施設は、身体障害福祉作業所 太陽、船橋特別支援学校(金堀校舎)、船橋特別支援学校(高根台校舎)を対象にする。
さらに、「子ども及び青少年の育成に関する取り組み」として、SDGs(持続可能な開発目標)や、ダイバーシティーに関する出前授業(オンライン授業)、小学校の校外学習の受け入れ、中学校の職場体験の受け入れを4月以降で随時行っていく。
加えて、「環境分野に関する連携事業」で、事業者を対象に、イケアの環境の取り組みについての講演、市民を対象にしたイケア店舗でのサステナビリティーツアーを2022年度中に実施する。
イケアと船橋市では、今回の協定締結で、それぞれが持つ人的・物的資源を有効に活用することで、地域のさまざまな課題に取り組むとしている。
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