流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





流通経済研究所/『流通情報』9月号で「社会志向の消費とマーケティング」特集

2022年09月20日 11:20 / 経営

流通経済研究所はこのほど、隔月刊誌『流通情報』2022年9月号を発行した。9月号は「社会志向の消費とマーケティング」を特集した。

従来のマーケティングは、企業が提供する製品やサービスのベネフィットに対し、消費者が対価を支払うという、経済的価値の交換として捉えることができた。今日では、それに加えて、企業やブランドが掲げる社会的役割に消費者が共感するという、社会的価値の交換という側面も考慮する必要がある。

特集では、これからの消費とマーケティングを考察するための理論や考え方を理解するとともに、パーパスを土台としたマーケティング展開の重要性についても再確認できる内容を提供する。

<流通情報9月号>
流通情報9月号

■最新号目次・サマリー
https://www.dei.or.jp/information/info01

■特集「社会志向の消費とマーケティング」のポイント
「社会全体の利益に資する経営」
・企業経営に欠かせないパーパス・ドリブンの視点
・小売業の取り組み事例紹介

「独自の消費者調査から読み解く、エシカル消費」
・コロナ前後のエシカル志向・行動の変化
・生協のエシカル消費

■特集のタイトル・執筆者
「より良い世界のためのパーパス・ドリブン・マーケティング~CSRからコンシャス・キャピタリズムへの転換~」
川上 智子
早稲田大学大学院 経営管理研究科 教授

「パーパスドリブン経営と顧客中心マーケティングの融合」
伴 大二郎
db-lab 代表CEO/ヤプリエグゼクティブスペシャリスト
顧客時間 プロジェクトマネージャー

「コロナ禍は消費者のエシカル志向や行動にどのような影響をもたらしたか」
西尾 チヅル
筑波大学 ビジネスサイエンス系 教授

「エシカル消費と小売業のサステナブル対応」
白鳥 和生
日本経済新聞社 編集総合編集センター 調査グループ 調査担当部長

「地域生協組合員におけるエシカル消費の状況」
宮﨑 達郎
生協総合研究所 研究員

■その他のコンテンツ
視点「これからの観光とマーケティング」
寺崎 竜雄
日本交通公社 常務理事

『流通情報』は、流通活動・マーケティングにまつわる重要テーマをめぐり、研究考察や提言を掲載する会員向けの研究情報誌(隔月刊、冊子/電子版)。メーカーや流通に関わる企業を中心に、約480の法人等が購読している。購読は、年間契約のみで、初回の購読号から1年間(計6号)で、年間購読料は税込33,000円。

冊子のほか、購読者専用のWEBページでファイル形式にて誌面を公開している。申込特典として、2017年以降発刊(第524号~)のバックナンバーを購読者専用ページで閲覧できる。現在、研究員によるバックナンバーを公開している。

・バックナンバーの一例
「小売業のスマートフォンアプリの展開とモバイルマーケティング戦略」(2021年9月号掲載)
渡邊 秀介
流通経済研究所 研究員
https://www.dei.or.jp/aboutdei/staff_pdf/watanabe04.pdf

■バックナンバー
https://www.dei.or.jp/information/info_log.php

■購読申込
https://www.dei.or.jp/form/info03_order_form.php

■問い合わせ
流通経済研究所
資料室
TEL:03-5213-4535(代表)

関連記事

経営 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧