2025年の消費と流通展望セミナー/5月31日開催

2016年04月19日 17:00 / セミナートピックス商品店舗経営

流通経済研究所は5月31日、設立50周年プロジェクト第1弾「2025年の消費と流通展望セミナー」を開催する。

同研究所は今年度、設立50周年の節目の年を迎え、今後の消費と流通を考えるうえで重要な課題に改めて取り組み、研究成果をセミナーや報告書などのかたちで随時報告、発表する。

本セミナーはその第1弾で、10年後の2025年に消費と流通がどのように変化しているかを予測し、小売業、メーカー・卸売業が今後取り組むべき課題について報告する。

家計調査の世帯主年代別データに基づく品目別の消費需要の将来予測結果を報告し、消費と流通の将来を見通そうとする方々に役に立つ情報を提供する

■開催概要
日時:5月31日(火)13:00~17:30
場所:TKP市ヶ谷カンファレンスセンター
東京都新宿区市谷八幡町8
参加料:1名につき 税抜35,000円(税込37,800円)
参加対象:メーカー、卸売業、小売業など流通事業者

■詳細・申し込み
http://www.dei.or.jp/seminar/seminar_160531.html

■プログラム
【パートⅠ:シミュレーション2025】
「2025年までの人口減少・高齢化と食品小売構造の変化予測」
13:00~13:50
流通経済研究所 
専務理事 加藤弘貴

シミュレーションの基本的な考え方と概要
  ・GMS、SM店舗情報と500mメッシュ別年齢層別データを整備
  ・ハフモデルを拡張したMCIモデル、弊研究所実施調査結果を利用
人口減少が軽微な大都市圏郊外地域におけるシミュレーション結果
人口減少が平均的な地方中核都市におけるシミュレーション結果
人口減少が劇的に進む地方小都市におけるシミュレーション結果
まとめと小売業・メーカー・卸の今後の課題

【パートⅡ:シナリオ2025】
「2025年に向けたセルフサービス小売業の変化、展望、課題」
14:00~15:20
流通経済研究所 
理事
拓殖大学 
教授 根本重之
 
人口減少・高齢化、労働需給の逼迫などの環境変化
コンパクトシティー化の進行と小売業の好適立地の変化
自動運転自動車の進化・普及と立地、店舗配置の変化
地域拠点機能の強化
商品開発力の強化と品揃えの拡張
ロボット活用による生産性の大幅向上
ストアオペレーションシステムの革新
物流、取引の革新

【パートⅢ:市場予測2025】
「2025年の品目別消費市場予測」
15:30~17:30
流通経済研究所 
主任研究員 重冨貴子
研究員 木島豊希

消費のこれまでの変化と特徴
高齢化や世代の違いによる消費への影響
  →現在の60歳代と将来の60歳代はどう違うのか
  →年齢別人口構造変化の影響を受けやすいのはどの品目か
  →世代交代の影響を受けやすいのはどの品目か
これから伸びる市場と縮む市場(2025年の市場)
  →どのカテゴリー・品目が伸びるのか/縮むのか
  →今後に消費されるようになるのはどの品目か

※対象カテゴリー候補
 ・食料品:生鮮食品、加工食品、飲料、菓子、酒類など
 ・日用品:日用雑貨、化粧品、紙製品、医薬品など

■問い合わせ
流通経済研究所
担当:伊藤、木島
TEL:03-5213-4534

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