ウエルシアHD/3~11月、調剤薬局と24時間営業拡大で2ケタの増収増益
2018年01月11日 14:45 / 決算
ウエルシアホールディングスが1月10日に発表した2018年2月期第3四半期決算は、売上高5146億9800万円(前年同期比10.9%増)、営業利益196億2800万円(19.2%増)、経常利益211億8800万円(19.7%増)、当期利益130億9200万円(27.0%増)となった。
既存店の改装などウエルシアモデルを積極的に推進した。
その結果、調剤併設店舗の増加(期末現在1110店)による調剤売上の伸長、お客への安心の提供と利便性向上を目的とした24時間営業店舗の拡大(期末現在121店)などにより、既存店の売上高は好調に推移した。
健康をキーワードにした商品開発や利便性強化を目的とした弁当・総菜の販売を積極的に行った。
2017年3月1日付でシンガポール共和国において、ドラッグストア事業を行うことを目的に、現地法人であるBHG Holdings Pte.Ltd.との間で合弁会社Welcia-BHG(Singapore)Pte.Ltd.を設立し、同年11月1日に現地1号店を開店した。
9月1日付で東北地方を地盤とする、丸大サクラヰ薬局の株式を取得し子会社化した。
出店と閉店は、グループ全体80店の出店と20店を閉店し、丸大サクラヰ薬局の71店を加え、期末のグループ店舗数は1666店となった。
品目別売上高は、医薬品・衛生介護品・ベビー用品・健康食品1029億4400万円(7.7%増)、調剤717億8300万円(17.2%増)、化粧品854億2600万円(7.8%増)、家庭用雑貨710億9400万円(9.2%増)、食品985億2500万円(13.4%増)、その他343億8000万円(11.2%増)だった。
通期は売上高6920億円(11.0%増)、営業利益269億円(11.7%増)、経常利益288億円(12.0%増)、当期利益158億円(9.3%増)の見通し。
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