エディオン/4~9月は、季節家電・生活家電好調で増収増益

2022年11月04日 11:00 / 決算

エディオンが11月4日に発表した2023年3月期第2四半期決算によると、売上高3511億1500万円(前年同期比0.7%増)、営業利益103億3300万円(3.2%増)、経常利益101億6900万円(9.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益70億7000万円(7.0%減)となった。

<エディオンの店舗イメージ>
エディオンの店舗イメージ

グループでは、一部の店舗で休業や営業時間の短縮を実施した前年に比べると、売上が回復しつつある。商品別では、エアコンなどの季節家電や冷蔵庫などの生活家電、リフォームなどの住宅設備、携帯電話が好調だった。一方でテレビなどの映像家電やパソコンなどの情報家電は、前年に「オリンピック需要」や「巣ごもり需要」などの影響があったことなどから前年を下回った。

また、ニトリホールディングスとの協業第一弾として、2022年10月22日にエディオン倉敷本店(岡山県)に「エディオン×ニトリ」コラボブースを開設した。エディオン倉敷本店に設けた「エディオン×ニトリ」コラボブースは「家電と家具でくつろぐ上質なリビング空間」をテーマとした。家電と親和性の高い、家具・インテリア商品をトータルで体験・体感できる売場を設け、お客に便利で快適な生活を提案する。今後もエディオンの大型店舗を中心に、「エディオン×ニトリ」コラボブースの展開を順次、拡大する予定だ。さらに、ニトリ公式通販サイト「ニトリネット」とエディオン公式通販サイト「エディオンネットショップ」のトップページにバナーを設置し、相互送客を開始した。

店舗展開では、家電直営店として「エディオンホームズ川崎大師店(神奈川県)」、「エディオンオアシスタウン吹田SST店(大阪府)」、「エディオンダイナシティ小田原店(神奈川県)」、「エディオンルビットタウン刈谷店(愛知県)」の4店舗を新設、「エディオントキハ別府店(大分県)」、「エディオンアクロスプラザ三原店(広島県)」の2店舗を移転、「100満ボルト金沢高柳店(石川県)」の1店舗を建替えした。非家電直営店としては1店舗を閉鎖した。また、フランチャイズ店舗は5店舗の純増加となった。これにより第2四半期連結会計期間末の店舗数はフランチャイズ店舗758店舗を含めて1210店舗となった。

通期は、売上高7360億円(3.1%増)、営業利益225億円(19.7%増)、経常利益225億円(4.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益140億円(6.8%増)の見通し。

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