スタバ/霧島酒造の敷地内に初のコラボレーション施設2026年春オープン
2024年07月22日 15:36 / 店舗
スターバックス コーヒー ジャパンと霧島酒造は2026年春、両社共同のプロジェクトとして、宮崎県都城市の霧島酒造本社増設工場北側の敷地内に、初のコラボレーション施設をオープンする。
施設の構想段階からオープン後のコラボ活動までを見据えて共創していくことは、両社とも今回が初めて。スターバックスと霧島酒造の魅力を存分に楽しめるよう、この場所ならではの価値を提供する。また、地域の憩いの場であるとともに、自然や環境と調和し、地域社会と共生していくための気づきやアクションにつながる発信の場としての役割も果たしていく。
施設は、都城市を代表する霧島山や沖水川を見渡せる場所に位置し、スターバックスのドライブスルーを併設した店舗、霧島酒造の直営ショップ、植物園で構成される。スターバックス店舗とショップから、ガラス越しに植物園を見ることができるため、生き生きとした植物を眺めながら、コーヒーや買物が楽しめる開放的な空間となるという。
屋外では、霧島山と沖水川を望める屋上庭園や芝生のエリアを設け、都城の豊かな自然を目の前に贅沢な時間を過ごせる。
さらにこの施設は、居心地の良さだけでなく、環境に配慮した活動を複数導入。霧島酒造は、植物園の中で焼酎を製造する過程で発生する「蒸留温排水」の温熱を冬場の暖房として活用するほか、施設で利用する電力は「サツマイモ発電100%」での運用を計画した。
一方のスターバックスは、本店舗の設計・建築を全国101店舗(2023年12月時点)に広がる環境配慮型店舗の国際認証「Greener Stores Framework」のもと進めており、「グリーナーストア」を認証取得予定だ。
■コラボレーション施設(名称未定)概要
建設場所:宮崎県都城市下川東4 霧島酒造 本社増設工場北側
建物構造:鉄骨造1階建て
敷地面積:4685m2
延床面積:703m2
定休日:不定休
着工:2024年秋
オープン予定:2026年春
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