アークランズ 決算/3~5月、人件費や水道光熱費の増加で営業利益は2桁減益
2025年07月02日 10:05 / 決算
アークランズが7月1日に発表した2026年2月期第1四半期決算によると、売上高815億2600万円(前年同期比2.5%増)、営業利益42億1400万円(14.7%減)、経常利益43億800万円(13.6%減)、親会社に帰属する当期利益28億8500万円(7.2%減)となった。
「小売事業」主力のホームセンター部門で、2店舗の新規出店に加え、家庭用品やペットが堅調に推移、フレッシュハウスの子会社化などで増収に。一方で、新規出店コスト、人件費や水道光熱費の増加などの影響で減益となった。
ホームセンターの5月末の店舗数は、3月にホームセンタームサシ新発田店(新潟県新発田市)、5月にスーパービバホーム茨木目垣店(大阪府茨木市)を出店した結果、前期末から2店舗増加し141店舗となった。
「小売事業」の売上高および営業収入は658億2100万円(1.6%増)、営業利益は18億7000万円(10.6%減)だった。
「外食事業」は、主力のとんかつ専門店「かつや」(国内)が店舗のDX化の推進に加え、5回のフェアメニューを実施。結果、1~3月の直営店の既存店売上高は1.4%増と好調に推移。
出退店については、直営店1店舗、FC店4店舗の出店により、3月末の店舗数は前期末から純増5店舗の496店舗となった。
同事業の売上高および営業収入は147億5400万円(9.7%増)、営業利益は13億900万円(24.2%減)だった。
通期は、売上高3350億円(6.1%増)、営業利益193億円(18.9%増)、経常利益190億円(0.9%減)、親会社に帰属する当期利益116億円(14.5%増)を見込んでいる。
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