ライフコーポレーションが1月11日発表した2019年第3四半期の連結決算は、売上高5200億8700万円(前年同期比3.7%増)、営業利益74億2800万円(5.7%増)、経常利益78億1700万円(6.8%増)、純利益44億3200万円(22.3%増)となった。
<ライフ店舗イメージ>

売上面は、新規店舗及び既存店舗の改装が寄与したことに加え、おいしさの追求などの商品政策の成果もあり、増収だった。
部門別売上高は、生鮮食品部門が2091億6400万円(4.7%増)、一般食品部門2212億8700万円(3.6%増)、生活関連用品部門461億8100万円(2.7%増)、衣料品部門206億7200万円(2.2%減)、テナント部門75億1800万円(2.5%増)。
利益面では、採用強化や時給アップに伴う人件費、運賃・光熱費の上昇による物件費、新規店舗・既存店舗改装による一時経費負担のコスト増加・償却費の増加もあったが、投資効果や商品政策をはじめとする各種施策の成果がコストの増加を上回った。
店舗面では、2018年3~11月は、4月に八戸ノ里店(大阪府)・東馬込店(東京都)・鶴見今津北店(大阪府)、5月に東府中店(東京都)・西淡路店(大阪府)、6月に蕨駅前店(埼玉県)、7月に住吉山之内店(大阪府)、11月にマチノマ大森店(東京都)の8店舗を出店した。
また、4店舗を閉鎖。
既存店舗のトナリエ大和高田店(旧大和高田店より移転)、神戸駅前店、八尾店、中目黒店、大口店、前野町店、野田店、十三東店、北越谷店、瑞江店、葛飾白鳥店の11店舗を改装した。
2019年2月期通期の連結決算は売上高7060億円(前期比4.2%増)、営業利益108億円(10.7%減)、経常利益110億円(12.4%減)、純利益68億円(3.7%増)を予想している。