夏の下着・インナー/おしゃれさやかわいさよりも「心地よさ」重視
2018年07月26日 13:50 / 商品
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ジーユーは7月26日、消費者のリアルなファッショントレンドを独自に調査、研究を行うGUリアルファッションラボから「夏の下着、インナーに関する調査」結果を発表した。
「夏のインナーや下着の着用で、気になること/気になったことはありますか」という質問には、女性の約9割が「ある」(90.8%)と回答。
「夏のインナーや下着で、気になることを教えてください」と具体的な悩みを聞いたところ、「暑くて蒸れてしまう」(56.5%)と、「Vネックやオフショルダーの着用、抜き襟をする時など、インナーが見えてしまう」(56.5%)が同率で最も多かった。
次いで「キャミソールなどのインナーやブラジャー、ショーツが透けてしまう」(50.3%)がランクイン。
気温や湿度が上がる中での着心地に関する悩み、また、薄着の季節ならではのインナーの見え方、透けに悩む傾向が明らかになった。
「夏のインナーや下着を選ぶ際に意識するポイントは以下のうちどれですか?」という質問には、「肌ざわり、着心地がよい」(49.2%)、「服から見えてもよいデザイン」(48.4%)、「サイズが合っている」(46.1%)、「吸汗、速乾性がある」(43.4%)といった夏特有の着心地や機能性が上位にランクイン。
「ラインが綺麗に出る」(26.1%)や「体型をカバーする」(20.0%)といった見た目をよく見せる補整機能性を大きく引き離す結果となった。
他者からどう見られるかよりも、心地よさや快適であるための機能性を重視する傾向がみられる。
薄着になる夏に着用機会が多い下着については、「ブラジャー」(56.8%)と「カップ付きインナー」(42.3%)が拮抗する結果になった。
カップ付きインナーが夏の下着として受け入れられている様子がうかがえる。
カップ付きインナーの着用経験がある女性は8割以上(83.3%)と多く、着用理由は「下着を着けなくてもよいので楽だから」(55.0%)、「着心地がよいから」(41.2%)という回答が上位にあがった。
「楽さ」や「快適さ」を重視して、カップ付きインナーを着用している人が多いという結果が明らかになった。
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