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イオン/リユース容器活用「買い物プラットフォーム」に参画

2019年12月06日 14:30 / 商品

イオンは12月6日、持続可能な社会の実現に向けての取り組みの一環として、日本の小売業として初めて、繰り返し使えるリユース容器を利用した商品のショッピングプラットフォーム「LOOPT(ループ)」に参画すると発表した。

<ループの活用例>
ループの活用例

ループとは、国際的なリサイクル企業であるテラサイクルが開発し、従来、使い捨てされていた洗剤やシャンプーなどの日用消耗品や食品などの容器や商品パッケージを、ステンレスやガラスなど耐久性の高いものに変え、繰り返し利用を可能にする新たな商品提供システム。

2020年秋から、東京都の「イオン」「イオンスタイル」で、プロジェクトに参画するメーカー各社の日用消耗品や食品など、リユース容器を利用した商品の先行販売と使用後の容器回収を開始する。2021年から順次、本州・四国の約400店への拡大を目指す。

販売を開始してからの約1年間、「ループ」商品の取り扱いができる国内の小売業はイオンのみとなる。

<取り組みの概要>
取り組みの概要

イオンは1991年から、「買物袋持参運動」や、食品トレーやペットボトルなどの資源回収の実施など、積極的に環境保全活動に取り組んでいる。

近年、プラスチックの「使い捨て」習慣を見直す機運が高まっており、ごみを減量する「リデュース」や繰り返し使う「リユース」へのシフトが世界的に広がりつつある。

イオンは、これまでの「使い捨て」から「繰り返し」使うライフスタイルへの関心が高まるきっかけとなることを願い、「ループ」の取り組みに参画するという。

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