キユーピー/おいしく簡便なサラダ、調味料など秋の業務用新商品を展開
2016年08月05日 12:30 / 商品
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キユーピーは8月5日、2016年秋の業務用新商品説明会を開催した。
2016年秋は新商品15点を8月24日に、新商品1点・リニューアル8点を10月1日発売する。
外食・中食業界に向け、卵や野菜を使ったヘルシーなメニュー提案、人手不足に対応した時短メニュー・人気メニューへの絞り込み対応などを展開している。
フードサービス部門では、サラダカテゴリーを一新。ロングライフサラダのブランドを既存の「エクシード」から、「キユーピーのサラダ」にリニューアルし、キユーピーブランドの安心感を打ち出す。
新ブランドは、マヨネーズ、ドレッシングなどで和えた練りサラダで展開。コンセプトは、「美味しくかつ簡便」。
「エルデリポテトサラダ」、「プロズデリマカロニサラダ」、「大地のはぐくみごぼうのサラダ」など、開封するだけで手を加えず使用できる仕立ての商品をラインナップした。
また、1996年発売のロングセラー「シーザーサラダ ドレッシング」を改良。4種のチーズを使い、チーズの香りを既存品の1.4倍にアップ。チーズの粒感を残した舌触りや、酸味を抑えたまろやかな風味にもこだわった。
説明会で、フードサービス部門の山本英之・開発部部長は、「外食産業は人手不足対策として、メニュー数を減らし、人気メニューに絞り込む傾向にある。当社でも2番目に人気のあるシーザーサラダドレッシングをおいしく改良し、現在の売上高約20億円の1.4~1.5倍まで成長させたい」と話した。
さらに、「南蛮とろみのたれ」シリーズをリニューアル。五穀酢、リンゴ酢、米と大麦の黒酢の酢の種類と粘度の違う3商品をラインナップ。
かけるだけで、野菜や魚料理、揚げ物に美しいツヤと照りを与え、本格的な仕上がりになる。
また、2016年上期の取り組みについて、フードサービス本部長の清水誠三・執行役員が説明。
「上期は外食にもっと野菜を取り込んでもらう試みとして、『MOTTO VEGE』プロジェクトを推進。賛同するアンバサダー(店舗)は、7月末時点で5500店舗まで増えている。和民や道とん堀といったチェーン店にも賛同いただいている」。
さらに、「イースターが過去最高の盛り上がりを見せ、卵素材は、衛生的で簡便な凍結卵液が人気で前年比106%と売り上げを伸ばした。今後の取り組みとしては、街の活性化活動の一環として、渋谷生まれのサラダ『シブサラ』を代々木商店街の飲食店20店舗とともに8月31日から展開。渋谷をイメージした『谷型』、具材をかき混ぜて食べるスクランブル、各店舗自慢の食材と野菜を組み合わせるサラダで、渋谷の街をいっそう盛り上げていく」としている。
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