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カゴメ調査/都道府県別の野菜摂取量ワースト2位「富山県」3位「石川県」

2018年08月27日 14:50 / 販促

カゴメは、8月31日が「野菜の日」であることをうけて、全国の20~69歳の男女計9964人に対し野菜摂取量の調査を実施した。

<日本全国の1日の平均野菜摂取量>
日本全国の1日の平均野菜摂取量

都道府県別の野菜摂取量の実態を明らかにしつつ、野菜摂取を阻害している要因を探るべく、事前調査において全国の20~69歳の男女計9964人に対し野菜摂取量の調査を実施。

その都道府県ランキングを元に各都道府県の20~69歳の男女計7100人に対し「野菜不足の要因」に関する意識調査を行った。

今回の調査では、日本全国の1日の平均野菜摂取量は119.2g(2皿弱)となり、目標とされている350g(5皿)を大きく下回った。

目標達成者の母数が少ないため、今回の調査で出た1日の平均野菜摂取量約120gより多いか少ないかで回答者を分類。両者の比較果を都道府県別にまとめた。

<野菜不足になりがちな要因>
野菜不足になりがちな要因

調査結果によると、野菜摂取量平均未満が最も多くなるのは、「平日朝食の品目不足」と「栄養バランスの意識の低さ」が重なっている場合であることがわかった。

その他、野菜摂取量を左右する傾向の高い要因として、「高価格からの野菜回避」、「野菜調理の手間」、「野菜好き嫌い」が導き出された。

1日の平均野菜摂取量では、ベスト3が1位「長野県(140g)」、2位「山梨県(135.5g)」、3位「群馬県(134.7g)」。

また、ワースト3では47位「愛知県(99.5g)」、46位「富山県(103.8g)」、45位「石川県(104.9g)」となり、1位の「長野県」と47位の「愛知県」との差が40g以上あるという。

<野菜不足傾向になる主な要因>
野菜不足傾向になる主な要因

野菜不足傾向になる主な要因別にワースト3各県の傾向を見ると、ワースト3の県の中でも「愛知県は平日朝食の品目数が特に少ない」、「富山県は高価格による野菜の買い控えをする傾向が特に高い」など、特徴的な傾向があることがわかった。

<都道府県別順位>
都道府県別順位

■カゴメ野菜調査隊」特設サイト
http://www.kagome.co.jp/statement/syokuiku/knowledge/research/research06/

■調査概要
調査期間:2018年7月4日~7月18日
調査対象: <事前調査>全国の男女9964人(20~69歳)、<本調査>全国の男女7100人(20~69歳)
調査割り付け:①41都道府県 各県100名ずつ 計4100名、②事前調査における野菜摂取量都道府県ランキングベスト3(長野県、山梨県、群馬県)、及び、ワースト3(愛知県、富山県、石川県)は
各県500名ずつ 計3000名
調査方法:インターネットによるアンケート回答方式

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