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ドラッグストアのインバウンド消費/6月訪日リピーターに洗顔料人気

2019年07月31日 12:30 / 月次

True Data(トゥルーデータ)は7月31日、全国ドラッグストアのPOSデータによる2019年6月のインバウンド消費動向調査を発表した。

<インバウンド消費購買金額の推移 1店舗あたりの売上金額(円)>
ドラッグストアのインバウンド消費

日本政府観光局(JNTO)の発表によると、6月の訪日外国人数は前年同月比6.5%増の288万人で、6月として過去最高を記録。しかし、ドラッグストアにおけるインバウンド消費1店舗あたりの売上金額は前年同月比20.1%減少し、マイナス傾向が続いている。

1レシートあたりの購買単価は、6.8%増(1万6116円)だったものの、1店舗あたりの購買件数が25.2%減少したことが大きく影響した。

売上個数ランキングでは、1位花王「キュレル 潤浸保湿フェイスクリーム」40g、2位花王「キュレル 泡洗顔料」150ml、3位久光製薬「サロンパスAe」140枚が上位にランクイン。花王の敏感肌用洗顔料「キュレル 泡洗顔料」が過去最高の2位に上昇した。

<2019年6月インバウンド消費売上個数ランキングTOP30>
2019年6月インバウンド消費売上個数ランキングTOP30

ランキングでは化粧品が上位30位の半分近くを占め、今年に入り最も多い14商品がランクインしている。

訪日リピーターが増え、買物のニーズが「大量のお土産」から「自分が使いたい商品」に変化していることが、洗顔料の人気にも影響していると考えられる。

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