日本チェーンストア協会/7月既存店1.8%増、行楽需要が堅調
2022年08月24日 10:30 / 月次
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日本チェーンストア協会が8月23日に発表した7月のチェーンストア販売概況(会員企業56社、1万838店)によると、総販売額は1兆1147億円(店舗調整後の前年同月比1.8%増)となった。
7月度 | 金額 | 店舗調整後の増減 |
総販売額 | 1兆1147億円 | 1.8%増 |
食料品 | 7733億円 | 0.2%減 |
衣料品 | 632億円 | 0.1%減 |
住関品 | 2077億円 | 7.6%増 |
サービス | 26億円 | 12.9%減 |
その他 | 676億円 | 11.3%増 |
部門別の販売額では、食料品7733億円(0.2%減)、衣料品632億円(0.1%減)、住関品2077億円(7.6%増)、サービス26億円(12.9%減)、その他676億円(11.3%増)だった。
新型コロナウイルス感染症の感染の拡大に伴い内食化需要が若干見えるものの食料品の動きは鈍かった。
衣料品は季節商品の動きが鈍かったが、住関品は行楽需要関連商品などの動きが良かったこともあり、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなっている。
農産品は、玉ねぎ、にんじん、大根、トマト、きゅうり、枝豆、とうもろこし、カット野菜、カットサラダなどはまずまずの動きだったが、じゃがいも、キャベツ、レタス、ミニトマト、ほうれん草、きのこ類などの動きは鈍かった。
果物では、すいか、桃、ぶどう、りんご、メロン、バナナ、カットフルーツなどはまずまずだったが、梨、さくらんぼ、アボカド、シトラス類などの動きは低調だったという。
総菜は、温総菜は、揚げ物、中華、焼き鳥、焼き物などは堅調。要冷総菜は、和総菜の動きは鈍かったが、洋総菜はまずまずの動きだった。弁当、すしの動きは良かった。
■前月の販売概況
日本チェーンストア協会/6月既存店1.0%減、内食需要が減少
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