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ファミリーマート/3月、既存店売上高31カ月連続の前年越え

2024年04月10日 10:30 / 月次

ファミリーマートが発表した3月の月次営業報告によると、既存店売上高は前年同月比4.1%増、客数0.4%減、客単価4.4%増となった。全店売上高は0.7%減だった。

<3月の売上状況>

既存店 売上高 4.1%増
客数 0.4%減
客単価 4.4%増
全店 売上高 0.7%増

既存店は、平年より低い気温が続く中でも日商4.1%増、客単価4.4%増と前年を上回り、日商は31カ月連続で前年超えを達成した。カード・チケットの影響を除いた既存店日商は2.0%増と前年を上回った。人気アニメ映画とのタイアップ商品が好評であったのに加え、生しっとりパンやファミチキ新シリーズの販売開始、リニューアルしたスフレ・プリンのTVCM効果などが売上をけん引した。

全国47都道府県の店舗内へのデジタルサイネージ設置が1万店を達成した。今後は、売場連動企画や地域や立地特性毎に配信プランを構築し、さらなる来店増につながる施策を打ち出す。独自性のあるSDGsの取り組みとして、PB飲料6品の容器を100%リサイクルペットボトルに切り替えた。また、店舗で使用されたプラスチック容器の回収・再製品化に向けた実証実験を、花王と共同で開始した。

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