ファミリーマート/4月、既存店売上高32カ月連続の前年越え
2024年05月10日 10:20 / 月次
ファミリーマートが発表した4月の月次営業報告によると、既存店売上高は前年同月比4.1%増、客数1.0%増、客単価3.1%増となった。全店売上高は2.3%減だった。
<4月の売上状況>
既存店 | 売上高 | 4.1%増 |
客数 | 1.0%増 | |
客単価 | 3.1%増 | |
全店 | 売上高 | 2.3%減 |
既存店は、日商、客数、客単価と全ての指標で前年を上回り、日商は32カ月連続で前年超えを達成した。カード・チケットの影響を除いた既存店日商は2.5%増と前年を上回った。中食商品の好調継続に加え、生活者からの支持も高い「1個買うと、1個もらえる」施策やSNSなどでも話題となったコンビニエンスウェアの文具ライン発売など、話題性のある企画や商品が、客数や売上の押上げに貢献した。
独自性のあるSDGsの取り組みとして、性の多様性やLGBTQなどを意味するレインボーカラーをモチーフとした「ショートソックスレインボー」「今治タオルハンカチレインボー」を数量限定で発売したり、ファミチキ袋をレインボーカラーに変更した。そのほか、全国の3000を超える店舗で展開している「ファミマフードドライブ」における、ファミリーマート店舗に寄せられた食品寄贈量が、200トンを突破した。
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