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棚割の基本と提案/「優位置獲得と配荷率UPのポイント」12月4日開催

2019年11月08日 14:30 / セミナー

マーケティング研究協会は12月4日、定番の優位置獲得と配荷率をUPするための「棚割の基本と提案の進め方セミナー」を消費財メーカー、卸売業を向けに開催する。

定番棚割に自社製品が入るか入らないかは、その小売業での販売数字を担う営業担当としては、とても重要なポイントだ。一方で、担当先小売業の棚割にどのように関与するかは、個人の営業のやり方に任されているケースがとても多く、「標準化」されていない現状もある。

小売業からPOSデータを開示されていても、その活用方法もそれぞれであり、売場の理論(インストアマーチャンダイジング)の活用も進んでいないケースが多いように見受けられる。

セミナーでは、これから本格的に20年春夏の棚割の検討が進んでいくことの多いタイミングで、棚割提案の基本的な営業活動ステップと棚割作成の具体を検討すべき流れについて、実際に実務経験豊富な講師がワークショップを織り交ぜながら解説する。

棚割商談を進める際のポイントを伝えることで、これからの20年春夏棚割提案で活用することを目指す。また、棚割提案時に活用すべきPOS・データ分析の視点を解説する。

自社のシェアが低いので棚全体の提案は難しい、カテゴリーキャプテン的なメーカーがやっているので自社は入れない、新商品が出てもいつも自社商品内での差し替えになってしまうなど、悩みを持つ人にお勧めのセミナーとなっている。

なお、公開セミナープログラムは、商材のカテゴリー特性に合わせた形で、企業内研修としてカスタマイズし実施することもできる。

■開催概要
開催日時:12月4日(水)13:00~17:00
会場:マーケティング研究協会セミナールーム
東京都新宿区新小川町6-29アクロポリス東京9階
http://www.marken.co.jp/map.jpg
受講料:42,000円(税込)

■詳細・申込
http://www.marken.co.jp/seminar/2019/12/post_486.php?=pr

■プログラム
1.棚割の商談はどれだけ大事なことなのか?
・定番の売上が全てのベース!売上の要素を分解してみる
・棚割に入らなければ、販促にも入らないケースが増えている?
・1フェイス商品が配荷されると、どのくらいのインパクトになる?

2.誤った棚割提案”あるある”から考えてみよう
・棚割はバイヤーと卸が主体でやるから、入れないと思い込みがち?
・カテゴリーキャプテンや棚割主幹メーカーが中心に作られている?
・新商品が出ても、何となく自社内の差し替えになってしまう?
・結局、商品の提案だけで棚割まで言及していない?

3.事前準備!棚割の提案内容を考える前にチェックすべきこと
・今期の棚割で、どのくらい目標が実現が出来た?
・現状の棚割を正しく評価するには?
・次期の得意先の売場方針はどうなっている?
・重点化すべきサブカテゴリー/セグメントは何?
・棚割の「パターン」をどこまで考えるべき?

4.優位置を獲得する!棚割作成に活用すべきデータは?店舗・売場の理論は?
・棚割検討のステップと、欠かしてはいけない視点
1.【品揃え】POS・市場データを駆使する!
2.【グルーピング】消費者の「購買決定基準」を考える!
3.【ゾーニング】どのような「配置」だとわかりやすいか!
4.【フェイシング】オペレーションコストも勘案する!
5.次期に向けた検証プランを検討しておく!
・活用すべき売場/インストアマーチャンダイジング理論は?
・発売1カ月経過時点で、何を見て、どうすれば次に繋げられるか?

■講師
谷雅之 マーケティング研究協会
トレードマーケティング部顧問

略歴:大学卒業後、ライオンに入社。営業部門12年、マーケティング部門8年を経て、全社ビジネスモデル革新プロジェクトに参画した。営業スタイル革新にあたり、新たな営業支援機能の必要性を当時の経営陣に直接提案し新部署設立に成功。POSデータをはじめとしたデータベースセリングの型をつくり、全社的な定着を推進した。現在は、これまでの豊富な経験を活かし、消費財メーカーを中心に営業力強化のコンサルティングやトレーニングを数多く手掛けている。生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ。

■問い合わせ
マーケテイング研究協会トレードマーケティング部
TEL:03-5227-5711

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