グランスタ丸の内・グランスタ/目標年商100億円、第4期開業で全55店が出店
2017年08月28日 17:35 / 店舗
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JR東日本グループの鉄道会館は8月30日、東京駅構内の商業施設「グランスタ」を増床し、グランドオープンする。
新たに改札外のエキソト商業施設「グランスタ丸の内」を開業し、従来から運営する改札内のエキナカ商業施設「グランスタ」を増床したもの。
昨年7月から4期に分けて、増床したもので、今回、食物販と飲食店を中心に9店が出店し、グランドオープンした。グランスタの増床部分とあわせて、目標年商は100億円。
昨年7月に第1期として23店が開業、第1期の年間売上高は約40億円で、ほぼ計画どおりに推移した。
今年6月28日に第3期としてBAKEとスターバックスコーヒーが出店した。3期~4期の目標年商は約35億円を計画している。
既存のエキナカ商業施設「グランスタ」のレジ通過客数は1日平均4万5000人で、年末の繁忙期は1日8万人となっている。エキナカ、エキソトに新たな商業施設を設置することで、駅利用者の潜在需要を掘り起こす。
「グランスタ丸の内」が開業した、丸の内地下中央改札口は、東京メトロ丸の内線東京駅につながっており、1日平均で12万人が通行する。丸の内から八重洲地下街へ続く、八重洲側自由通路は、1日平均で約5万人が通行している。
新たな商業施設を開業することで、これまで足早に通り過ぎるだけであった場所を、楽しみながらそれぞれの街につながる空間に変化させ、新たな需要を開拓する。
今回は、丸の内地下中央改札口を中心とした改札外のエリアにイタリアンフードマーケット「イータリー」の大型店が出店、だしの専門店「茅乃舎(かやのや)」が最大規模の飲食店併設の物販店舗をオープンした。
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