ロイヤルホームセンター/コロナ禍でガーデニング伸長、4~7月売上9.1%増
2020年09月04日 16:50 / 店舗
- 関連キーワード
- ロイヤルホームセンター
- 新型コロナウイルス
ロイヤルホームセンターは9月4日、コロナ禍における営業概況を発表した。
4月~7月までの単体売上高は324億1000万円(前年同期比9.1%増)、そのうち商品売上高は303億2600万円(10.7%増)となった。
巣ごもり需要では、ガーデニング31億7200万円(14.5%増)、DIY47億7200万円(15.8%増)、ペット26億9200万円(10.7%増)、家庭用品・収納用品20億9400万円(13.4%増)。
お手軽アウトドアでは、レジャー、カー・サイクルが10億4500万円(5.1%増)と伸長した。コロナ対策商品では、マスク・除菌、パーテーション41億4700万円(29.4%増)だった。
小出篤取締役常務執行役員は、「ガーデニングはこの20年来、共働きの増加もあり減少していた。アンケートでは、やってみたいが時間がないという人が多かった。それがコロナ禍により、始める人が増えた。ゴールデンウイークは、普段売れない、レンガ、砂利が、調達に苦労をするくらい売れた」と述べた。
<DIYの好調商品>
DIYについては、「当社は、売上の約半分がDIYという特異な店舗形態であり、豊富な品揃えがあり、さらに売上を伸ばした。ゴールデンウイークには、木材カットサービスを中止せざるを得ないくらいに木材が売れた」と商況を解説した。
ペットについては、「ペットでは特に、生体のわんちゃん、猫ちゃんが売れた。学校休校があり、子どもが買ってほしいというニーズがあった」という。
レジャー・サイクルについては、「近隣の公園でレジャーを楽しむ人が増えたほか、都心部では自転車通勤が増えたことがあり、レジャー・サイクルが伸びた」と語った。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。