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ファミリーマート/中食平均日販20万円、全店平均日販60万円目標に

ファミリーマートは3月19日、中食構造改革を推進することで、現在14万5000円程度の中食の平均日販を近い将来に20万円に引き上げ、全店平均日販を52万円から60万円に引上げる方針を発表した。

<佐藤本部長(中央)>
佐藤常務執行役員(中央)

常務執行役員の佐藤英成商品・物流・品質管理本部長は同日、都内で開いた2019年度上期商品政策説明会で、「サークルKサンクスとの経営統合で全体の平均日販は伸長したが、中食の平均日販はほとんど変わらなかった。2015年度から2018年度の累計で350億円を投資する設備投資計画も若干、後ろ倒しとなっている。2019年度は新戦略を推進し、早期に、中食平均日販20万円、全店平均日販を60万円にしたい」と述べた。

中食構造改革では、惣菜・サラダでトップシール包装をするMAP包装機、調理麺での自動帯掛けシュリンク、おむすびの正ピロー包装機を導入する。

安心・安全への対策として、既存工場改修・HACCP改修工事、表示違反・不良品を検知する画像認証装置を導入する。そのほか、肉の旨味・歩留まりを向上させる解凍機も導入する。

商品供給環境の見直しを図るため3月1日付で、「商品業務部」「商品企画部」「セールスコミュニケーション部」「中食構造改革推進部」を、「商品業務部」「商品売場企画部」「商品基盤整備部」に改編した。

2019年度は、戦略カテゴリーとして、中食売場を強化し米飯、惣菜(お母さん食堂)に注力するほか、冷凍食品売場を拡大する。

冷凍食品は現在、標準規模で扉3枚パターン(51アイテム)を展開しているが、新店・リニューアル店舗では扉4枚パターン(73アイテム)に拡大する。

<お母さん食堂の冷凍食品>
お母さん食堂の冷凍食品

冷凍食品でもお母さん食堂の品ぞろえを拡大する計画で、3月以降順次、「海老のチリソース」「国産豚のとんかつ」「エビシュウマイ」「焼き鳥」「牛ホルモン」といった惣菜系冷食を投入する。

お母さん食堂では、「スイートコーン」「ミックスベジタブル」「肉入りカット野菜」など素材系の冷食も拡大する。

また、ドールの「ブルーベリー」「パイナップル」「いちご」「ぶどう」「マンゴー」といった果物を発売する。

果物・野菜系素材の品ぞろえを強化することで、買い置き需要を獲得する。

<ドールの冷凍食品>
ドールの冷凍食品

カウンター売場では、新型コーヒー什器の導入を2018年度より進めており2月末時点で約6400台を導入した。9月までに全店導入する計画だ。

新型コーヒー什器導入店舗では、ホットコーヒーやカフェラテの売上が伸び、前年比で全体日商が約10%増加したという。

7月には、従来型Mサイズの約1.5倍となるアイスコーヒーBIGサイズ(税込250円)を投入し、客単価の向上を目指す。

そのほか、ナゲットでも唐揚げでもない一口サイズのフライドチキン「ポケチキ(プレーン・ホット・チーズ)」各200円を投入する。

<定番商品のフラッペ>
定番商品のフラッペ

売れ筋商品のフラッペでは、定番商品をリニューアルする。

ストロベリーフラッペは、果肉・果汁量を1個あたり48g(前年比約60%増)、チョコレートフラッペは、チョコチップ量を1個あたり6.5g(前年比2倍)に拡大、カフェフラッペは、しっかりとしたコーヒー感を打ち出す。人気の定番3種を大刷新することで、更なる需要拡大を図るという。

佐藤本部長は、「中食、冷凍食品、カウンターファストフードを強化するために、レイアウトを変更する企業もあるが、当社ではレイアウトの変更までは考えていない。商品開発の強化ととも売場も変更する必要があるため、冷凍食品のように品ぞろえを拡大したカテゴリーは売場そのものを拡大するなど、売場のカテゴリーごとの拡縮で対応をする」と述べている。

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