明治/茨城工場で冷凍食品の製造ライン増設、高付加価値商品を強化
2019年08月08日 12:00 / 経営
明治は8月8日、茨城工場(茨城県小美玉市)において、冷凍食品の製造ラインを増設し7月下旬より生産を開始したと発表した。
投資金額は約25億円、生産能力は増設前の約1.5倍となる。
増設した生産ラインでは、ドリアやリゾット、新商品「満足丼」といった丼などのお米を使った冷凍食品の生産を行う。炊飯と具材のトッピング工程の自動化を図り生産効率を高めるとともに、おいしさの向上も実現していく。
満足丼シリーズは、新しいラインを活用し生産する商品で、今までの冷凍米飯に物足りなさを感じる男性をターゲットに、8月19日から発売。ソースと具材をあわせながら濃厚な味わいをたっぷりと楽しめることが特長となっている。
冷凍食品市場は、女性の社会進出や働き方の多様化によるライフスタイルの変化などを背景にした、中食、個食需要の拡大により伸長している。
伸張する市場において、同社の強みである「液体プロセス技術」「乳化技術」を活用したトレー入りの冷凍食品において、より付加価値の高い商品を増設したラインで生産。グラタン、ドリアなどの展開をはじめ、1皿でボリュームとおいしさの両面で満足できる商品を発売し、冷凍食品市場において新しい価値を提供を目指す。
■茨城工場および増設する冷凍食品ラインの概要
所在地:茨城県小美玉市堅倉1465
生産品目:増設したラインにおいては、新商品「満足丼」シリーズなどの丼、ドリア、リゾットなどの冷凍食品。既存の生産ラインにおいては、ピザ、グラタン、ドリアなどの冷凍食品
生産能力:増設前の約1.5倍
投資金額:約25億円
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