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時間外労働/飲食店47.1%、飲食料品小売27.5%で増加

2023年07月24日 13:13 / 経営

帝国データバンクは7月24日、時間外労働に関する企業の動向調査(2023年6月)結果を発表した。

<飲食店47.1%で時間外労働が増加>
飲食店47.1%
※出典:帝国データバンクホームページ

帝国データバンクが月次で集計している時間外労働の状況調査では、2023年6月時点で前年同月(2022年6月)と比較して「増加」した企業の割合は19.3%だった。業種別でみると、旅館・ホテルが55.9%で最も高く、次いで飲食店の47.1%となっている。

両業種は、コロナ禍の行動制限が緩和されると同時に急激に需要が高まり、春先には旅館・ホテルで7割、飲食店では5割を超えたという。

そのほか、飲食料品小売27.5%、各種商品小売27.3%と、飲食店など小売・サービス業を中心に増加している。

帝国データバンクでは「夏休みシーズンを目前に控え活況な旅行需要が期待されるなか、今後は人手不足が慢性的に続いていることを背景に、さらに時間外労働が増加する可能性がある」とみている。

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