今回の増床では、東京駅構内の商業施設にはなかった、雑貨と化粧品の大型ゾーンを展開。丸の内エリアや八重洲エリアで働くOLなど、女性のニーズが高い専門店を集積することで、東京駅の利用者のデイリーニーズに対応する。
明確に女性を意識した店舗構成することで、利用客の女性比率を高める方針だ。
丸の内地下中央口は、東京メトロ丸ノ内線との結節点であり、1日に約14万人が往来する。丸の内地下北口の通過人数も約5万人で、増床エリアの商業施設としてのポテンシャルは高い。
地下中央口改札付近は、成田エキスプレスが発着する総武線地下ホームにもつながっているため。成田空港から来日する訪日外国人観光客が、東京駅で最初に通過するエリアでもあり、訪日外国人を意識した品そろえもする。
丸の内、大手町、八重洲への動線が交差する場所であり、周辺再開発の進展に伴い電車を利用しない歩行者の利用も想定する。
新規開業エリアのコンセプトは「広がる東京駅時間」で、情報と商品が集まる感度の高いショップが集積するエリア、なんとなくではなく、積極的に立ち寄りたくなる店そろえをした。
自分好みの商品を発掘し、選び、組み合わせるのが楽しくなる空間、ライフスタイルの変化や発見、遊びを吹き込むあらたなきっかけの場をテーマに専門店を集積した。
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