サントリー/業務用酒類を値上げ、樽詰めプレモルは価格据え置き
2017年11月22日 19:50 / トピックス
- 関連キーワード
- サントリー
サントリービール、サントリースピリッツは11月21日、酒類リターナブル容器商品の一部商品(該当容器:瓶・樽、該当酒類:ビール類・リキュール)について、生産者価格を2018年4月1日から改定すると発表した。
対象商品は、「ザ・プレミアム・モルツ」瓶(500ml、334ml)、ザ・モルツ瓶(633ml、500ml)、同樽(10L、15L、20L)、カールスバーグ樽(10L、20L)、金麦樽(10L、15L、20L)、スーパーチューハイプレーン樽(10L)。
なお、主力商品の「ザ・プレミアム・モルツ」ブランド樽(10L,15L,20L)と「角ハイボール」樽詰め(10L)の価格は据え置く。
同社によると、高品質な商品を安定的に提供するため、これまで生産性の向上、物流合理化、諸費用の削減等、さまざまな企業努力と経営の合理化に努めてきた。
しかしながら、2017年6月に施行された「酒類の公正な取引の基準」への対応に加え、物流環境の悪化に伴う酒類リターナブル容器商品の空容器回収のコストなどの増加を、企業努力だけで吸収することは極めて厳しい状況となっている。
このため、今後も高品質な商品を安定的に提供していくために、やむを得ず酒類リターナブル容器商品の一部商品について価格改定を実施するという。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。