ファミリーマート/店舗運営改革でマニュアルを100ページに削減、漫画活用
2018年05月11日 18:00 / トピックス
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ファミリーマートは、店舗オペレーション改革の一環として、オペレーションマニュアルの削減に取り組んでいる。
3月から、新たに店舗の作業として、発生頻度が高いサービス商品とレジオペレーションだけを抜き出し、作業手順がひと目で分かるマニュアルを導入した。
従来の文字を中心としたマニュアルは約1000ページあったが、新マニュアルは、1作業1ページで完結するマンガ仕立ての見るだけでオペレーションが割る「みるオペ」を採用し、約100ページにページ数を削減した。
見るオペで解説する作業は、レジオペレーション、ファミマTカード・Tカード、一般クレジットカード、電子マネー・Apple pay、QUOカード、POSAカード、サービス商材、カタログギフト、レジ予約、Famiポートサービス、マルチコピー機サービス、フライヤー商品など。
また、4月からは現在、MAT(検品機)を使用して行っている検品作業を無くす検品レスの取り組みを開始した。2017年12月から実験的に導入していたが、4月からは全店舗で加盟店が検品レス納品を選択できる仕組みとした。
検品レスの対象商品は、新聞、雑誌、たばこなどを除く全体の約8割の商品。
検品作業がなくなることで、商品が店に付き次第、売場に並べることができ、1日あたり約50分の作業時間の削減ができた。納品時の待機時間を合わせると約2時間の削減効果があるという。
3月からは、毎週、取り付け・取り外しが発生する「今お得」「Tポイントプラス」のショーカードの納品形態を売場(カテゴリー)ごとにまとめて、シート上で納品する形態に変更した。
6月からは売場ごとに袋に小分けして店舗の納品することで、販促物の付け替え作業の効率化を目指す。
ショーカードの首部分に、新たに対象商品の画像や対象商品のカテゴリーを表記することにより、商品を探して販促物をつける手間を削減する。
現状で、平均で約70分かかっていた販促物の取り付け作業を25%削減することを目指す。
店舗システムでは2月から、商品のプライスカードの印刷方法を一新した。従来は、商品を事務所までもっていき、印刷していた商品のプライスカードの印刷を、売場に持ち運べるMAT(検品機)で商品情報を読み取って、事務所で印刷したプライスカードを受け取れる方式を採用した。
高まる人手不足を背景に、複雑化した店舗作業を整理・削減することで、魅力的な売場づくりやお客との接客にかける時間を創出するなど、より店舗運営レベルを高めていくという。
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