ローソン/横浜市磯子区で移動販売を開始
2019年01月21日 15:30 / 店舗
ローソンは1月25日、横浜市磯子区で移動販売を本格的に開始する。
上笹下連合自治町内会・横浜市磯子区役所・磯子区社会福祉協議会・上笹下地域ケアプラザと連携し、「ローソン栗木一丁目店」(横浜市磯子区)を拠点とした移動販売を、同区上笹下地区内の6カ所を回るルートで本格的にスタートする。
高齢化が進んだ同地区は、都市部にありながらも坂道が多く、スーパーなども少ないため、買い物が困難であることが長年の課題だった。
2018年1月、上笹下連合自治町内会と磯子区役所よりローソンに対し移動販売の打診があり、検討を開始。
トライアルに向けて巡回コースや回数などを協議した上で、10月26日から「ローソン栗木一丁目店」が地域を巡回する移動販売を試験稼働させた。
試験稼働の結果、野菜や惣菜類・日用品の他に「お弁当」「サンドイッチ」「アイス」などを需要が大きいことがわかった。
また、同居していない家族が土日に1週間分の買物をする高齢者は、木曜日金曜日に食品のストックが切れることなどもわかった。この結果は、今回の本格始動に活かされているという。
ローソンの移動販売は、神奈川県内で3カ所目、横浜市内は2カ所目。地域団体や行政と連携して一般地区を回る移動販売は横浜市内では今回が初めてとなる。
ローソンの移動販売は2012年に開始し、現在39都道府県で118台の車両での移動販売を行っている。
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