ミニストップ/青島ミニストップ清算、中国でのFC契約は継続
2021年09月07日 12:40 / 海外
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ミニストップは9月6日、連結子会社である青島ミニストップを解散し、清算し、同社に対する貸付金を放棄すると発表した。
これまで、中国山東省青島市において、子会社の青島ミニストップを通じて、コンビニエンスストア事業を展開していた。
今回、将来の見通しを総合的に判断し、グループ経営の最適化、経営資源の集中と効率化の観点から、同社の解散を決定した。なお、中国遼寧省におけるエリアフランチャイズ契約は継続する。
2021年2月期の青島ミニストップの売上高は23億700万円、営業損失5億4300万円、経常損失5億6100万円、当期損失6億6700万円だった。
2022年2月期第2四半期連結決算において、特別損失として事業撤退損失引当金繰入額9億4400万円と固定資産減損損失1億9400万円を計上する見込み。個別決算においては、特別損失として関係会社事業損失引当金繰入額を15億4100万円計上する見込みだ。
また、ミニストップの青島ミニストップ有限公司に対する貸付金10億7200万円を放棄する。貸付金は、過年度中に8億4200万円を貸倒引当済みのため、2億3000万円の貸付金貸倒損失を特別損失に計上する。なお、これらの個別決算における特別損失については、連結上は消去される。
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