芦屋駅/デッキ直結の住宅・商業・公益複合施設オープン
2024年10月31日 14:02 / 店舗
東急不動産は10月31日、「阪神間都市計画事業JR芦屋駅南地区第二種市街地再開発事業」に特定建築者として参画すると発表した。
特定建築者とは、都市再開発法に基づき、市街地再開発事業において整備する施設建築物を施行者に代わり建築する⺠間事業者のこと。
JR芦屋駅周辺地区は芦屋市の中心にあり、商業・業務機能が集まる地区であるとともに、阪神間および芦屋市の主要な広域交流の結節点となっている。
1998年6月に地元住民中心に「まちづくり」を考える組織が発足し、市街地再開発事業が計画されたものの、芦屋市の財政状況悪化により都市計画決定手続き前の2021年12月に事業実施が延期された。その後、芦屋市は2011年3月に「第4次芦屋市総合計画」を策定し、駅周辺の交通機能を高め、芦屋らしい南玄関口となるよう、計画を再検討し、「JR芦屋駅南地区まちづくり基本計画」を策定した。
この基本計画に位置付けられた整備方針や街づくりコンセプトを実現するため、芦屋市施行の市街地再開発事業により、交通課題の解決や交通結節点の強化を前提にまちづくりを進めている。
同社は、住宅や商業施設などが入る駅直結型の再開発ビルを整備する特定建築者として、まちづくりに貢献していく。
2026年1月建築工事に着手し、2029年9月事業完了予定だ。
■阪神間都市計画事業JR芦屋駅南地区第二種市街地再開発事業
所在地:兵庫県芦屋市業平町、上宮川町、船戸長、大原町の各一部
交通:JR東海道本線「芦屋」駅 徒歩1分(デッキ直結)
建物構造:RC造
階数:地下2階・地上11階
高さ:約45m
敷地面積:2749.16m2
建築面積:約2170m2(対敷地面積:約79%)
延べ床面積:約1万6080m2
容積対象床面積:約1万900m2(対敷地面積:約397%)
主要用途:住宅・商業施設・公益施設・駐車場
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