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ノジマ/88億円でシンガポールの家電・家具販売企業を公開買付け

2019年01月18日 11:10 / 海外

ノジマは1月18日、シンガポールで家電・家具の小売事業を展開するCourts Asia Limited(CAL社)を約88億円で、子会社化すると発表した。

2018年12月19日付けで設立した子会社Nojima Asia Pacific Pte.Ltd.を通じて、シンガポールを本社とし、シンガポール証券取引所に上場している、家電、IT製品及び家具の小売事業をシンガポールとマレーシアを中心に展開するCAL社の発行済株式総数の全株式を対象とした公開買付けを実施し、子会社化を目指す。

CALグループは、東南アジアにおける電気製品、IT製品・家具の有数な小売業者で、提携サプライヤーとの緊密な協力体制のもと、シンガポール、マレーシア、インドネシアの市場において電気製品、IT製品及び家具を販売している。

イギリスにおける家具の小売業を起源とし、1974年にはシンガポール、1987年にはマレーシアにそれぞれ拠点を設け、インドネシアには2014年に進出した。CAL社は、2012年よりシンガポール証券取引所に上場している。

ノジマグループは、国内において、主にデジタルAV関連機器、家庭用電化製品、IT・情報関連機器などの販売・関連サービスの提供を行うデジタル家電専門店の運営、携帯電話販売・関連サービスの提供を行うキャリアショップの運営、インターネット接続サービス・Webサービス事業を運営している。

海外では、既にカンボジアでデジタル家電専門店を2店、展開している。今後、更なる成長が期待できる東南アジア家電小売市場への本格参入を図るために検討を続けていた。

今回、CAL社の株式を取得することにより、東南アジアでの事業基盤を獲得し、ノジマのノウハウを活用し、互いの強みを持ち寄りながら付加価値を向上させる。

さらに、今後東南アジアを中心としてグローバルでの事業拡大を目指す。

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