吉野家HD/3~5月は売上高1.5%増、営業利益58.3%減
2016年07月08日 12:30 / 決算
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吉野家ホールディングスの2017年2月期第1四半期決算は、売上高465億2900万円(前年同期比1.5%増)、営業利益1億5100万円(58.3%減)、経常利益3億1900万円(46.5%減)、当期利益1億3000万円(48.5%減)となった。
セグメント利益は13億1300万円だったが、セグメント利益の調整額がマイナス11億3900万円となり、大幅な減益となった。
調整額には、各報告セグメントに配分していない全社費用マイナス11億5700万円、セグメント間取引消去5500万円とのれんの償却額マイナス3700万円を含んでいる。
セグメント別では、吉野家の売上高は、237億6300万円(4.2%増)となった。昨年から販売を開始したベジ丼の健康機能性をさらに向上した、新ベジ丼を3月から販売したこと、4月に豚丼を復活販売し好評だった。5月には「吉呑み」の導入店舗を拡大し新たな利用の場をお客に提供した。
営業利益は、増収などにより、6億100万円(14.2%増)となった。8店を出店し、5店を閉鎖した結果、期末店舗数は1191店となった。
はなまるの売上高は、58億5500万円(10.1%増)となった。駅前や駅ナカなどへの新立地やショッピングセンター内への積極的な出店を進め増収となった。
営業利益は、前年の全社販促の反動等から既存店売上高前年比が未達だった影響等により、2億5400万円(44.7%減)となった。19店を出店し、1店を閉鎖した結果、期末店舗数は408店となった。
京樽の売上高は、63億9900万円(0.2%増)となった。中巻セール、まぐろ頭肉フェア、(赤皿)99円セールなどを効果的に実施し増収となった。
増収等により粗利益高は増加したものの、海鮮三崎港を5店出店したことによる開店時費用の増加等により、営業利益は88百万円(47.7%減)となった。8店を出店し、4店を閉鎖した結果、期末店舗数は319店となった。
通期は、売上高1930億円、営業利益34億円、経常利益38億円、当期利益19億円の見通し。
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