デサント/3月期は売上高3.1%減、営業利益18.9%減
2017年05月12日 10:25 / 決算
デサントが5月12日に発表した2017年3月期決算は、売上高1315億4300万円(前年同期比3.1%減)、営業利益84億1800万円(18.9%減)、経常利益86億3100万円(21.9%減)、当期利益56億5000万円(28.2%減)となった。
「デサント」では、関連会社である「デサントチャイナ有限公司」が中国一号店「DESCENTE Shop Changchun Charter Shopping Center」を8月に中国・長春市にオープンした。12月末までに計6店舗をオープンさせ、アジアでの事業拡大を進めた。
国内では、直営新業態「le coq sportif avant(ルコックスポルティフアヴァン)」を立ち上げた。3月10日原宿路面店のリニューアルオープンを皮切りに東京・丸の内、横浜・みなとみらいに計3店をオープンした。
「le coq sportif avant」を通じ、スポーツブランドならではの機能性と、高いファッション性を活かし、都市生活者に向けたアーバンライフスタイルを発信する。
「アリーナ」ではシンクロナイズドスイミング日本代表の井村雅代ヘッドコーチと共同開発した水着をシンクロナイズドスイミング日本代表へサプライし、ブランド価値向上を図った。
直営店「アリーナショップ原宿店」をリニューアルし、旗艦店「アリーナショップ東京」を3月16日に東京・原宿にオープンした。
「アリーナショップ東京」はウォータースポーツを楽しむ人々に向けて、ブランドの世界観を表現・発信している。
中国では、香港Symphony Holdingsの在中国子会社と、在中国子会社である上海デサントとの間で、合弁会社「アリーナ上海実業」を2016年12月に設立した。
2020年までに、店舗数を倍増させ、中国スイムウェア市場でのシェアNo.1を達成する計画を推進した。
来期は、売上高1390億円、営業利益84億円、経常利益86億円、当期利益57億円の見通し。
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