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ZOZO/ファッションアプリ「WEARトレンドランキング2020」発表

2020年12月15日 10:30 / 商品

ZOZOは12月15日、ファッションコーディネートアプリ 「WEAR」のトレンドランキング2020を発表した。

今回、2020年に「WEAR」内でどのようなファッションが注目を集め、トレンドとなったのかを7つのカテゴリーに分け、ランキング形式でまとめたもの。調査期間は、2020年1月1日~11月26日。

<WEARトレンドランキング2020>
WEARトレンドランキング2020

今年になって検索数が急増した「みんなが気になった!検索急上昇ワード」では、「#シアーシャツ グリーン」が1位となった。総検索数は前年比1342倍。類似ワードとして、同じく4位に「#シアーシャツ」、8位に「#シアートップス」が入っている。

WEARでは今年の4月以降から「シアー」関連のコーディネート検索数が増え始め、検索数の総計は現在280万件を超えた。「シアー」関連のコーディネート投稿数も同様に増えており、12月時点で累計4万件超え、前年比で約37倍になった。

2位は「#パイピングコート」。主に女性ユーザーの中で人気が高まっており、キルティングやボア、トレンチなど素材や形を問わずパイピングを施したアウターがトレンドになった。3位と5位には、2020年の春服で人気に火が付いたカラーの「#ピスタチオ パンツ」「#ピスタチオ」がラインクインしている。

<検索急上昇ワードTOP10>
検索急上昇ワードTOP10

毎月の検索を振り返ることで、一年のトレンドを見る「あの時これを探してた!月別No.1検索ワード」では、「#シアーシャツ」が5月~8月の4カ月間、検索数で1位をキープした。

透け感があるため、レイヤードした際も暑苦しさがなく涼しげな印象となるため、夏のコーディネートのマストアイテムとなった。また、「#シアーシャツ」は「今年の検索急上昇ワード TOP10」でも1位と4位にランクインしている。

ライトアウターが重宝する2月と10月には「#セットアップ」がランキング入りした。上下別々でも使用することができ、組み合わせによって多様な着こなしを楽しめるアイテムに、年間を通して人気が集まった。季節の変わり目である4月と9月には「#春コーデ」「#秋コーデ」といったシーズン要素の強いワードの人気が高まった。

<あの時これを探してた!月別No.1検索ワード>
あの時これを探してた!月別No.1検索ワード

WEARユーザーが、今年に着用していたトレンドアイテムを、メンズ、ウィメンズ、キッズ別に調査した「みんなが着てた!人気トレンドアイテムTOP5」では、WEARで投稿されたコーディネートにひもづくワードから、人気のトレンドアイテムをピックアップした。

メンズの1位の「#セットアップ」、ウィメンズ1位の「#カラーパンツ」には、今年だけで2万件を超える投稿が集まった。また、「#バケットハット」が、コーディネートのアクセントになる性別を問わず愛されたアイテムとして男女ともにランクインした。

ウィメンズ5位にランクインした「#ロングブーツ」は、この冬のトレンドとして人気が高まりつつあるアイテムで、昨年度の投稿数が389件だったにもかかわらず、今年は、すでに3000件を超える投稿数で、前年比8.1倍になっている。

<みんなが着てた!人気トレンドアイテムTOP5>
みんなが着てた!人気トレンドアイテムTOP5

コーディネートで使用した商品のクリック数が多いユーザーのランキング「あなたが着ると欲しくなる!購買意欲をそそられたユーザーTOP5」では、コーディネートのECサイトへの送客回数が多いユーザーを調べた。

メンズ、ウィメンズ、キッズともに、WEARISTA(ウェアリスタ)がランキング上位を占めた。WEARが認定する公式ファッショニスタであるWEARISTAは、トレンドをおさえた「真似したくなるコーディネート」を日々発信しており、多くのユーザーが手本にするとともに購買意欲を刺激されたとしている。

<あなたが着ると欲しくなる!購買意欲をそそられたユーザーTOP5>
あなたが着ると欲しくなる!購買意欲をそそられたユーザーTOP5

「人気ショップスタッフランキングTOP3」では、フォロワー数の前年比を調査した。

コロナ禍でショップスタッフの投稿が活発になり、東京都内全域で緊急事態宣言のあった4月には、ショップスタッフの会員登録数は前年比3.4倍まで増えた。

2020年は投稿数も特に増加傾向にあり、今年4月~10月末にかけて、およそ50~70%増で推移している。ショップスタッフによるWEARの活用も活発で、スタッフが提案する質のよいコーディネートを参考にするユーザーも多くいた。

<人気ショップスタッフランキングTOP3>
人気ショップスタッフランキングTOP3

「2020年みんなが着てたブランドTOP5」では、昨年に引き続き「着回し力」の高いブランドがランキング入りしている。

メンズ・ウィメンズの第1位、2位、3位は、ユニクロ、GUといったリーズナブルで着回し力のあるブランドや、「NIKE」「CONVERSE」といった定番のシューズが入り、昨年と全く同じ順位の結果になった。

今年は、GUの「シェフパンツ」のようなメガヒットアイテムをWEAR内で着用するユーザーが多くみられた。キッズでは、柄や色づかいにこだわりがあるデザインが人気の「petit main」や「BRANSHES」「devirock」が上位を占めている。

前年比の伸び率での上位には、「ADRER」や「LIDNM」「Birthday room」「act’m」といった、WEARISTAのプロデュースブランドが人気着用ブランドであがっており、人気ファッションブランドや著名人のプロデュースブランド以外でも、ファッションに影響力を持つD2CブランドがWEAR内でも目立った。

<2020年みんなが着てたブランドTOP5>
2020年みんなが着てたブランドTOP5

「最もユーザーに支持されたコーディネート」では、コーディネートのECサイト送客回数数が多いコーディネートを調査した。

2020年にWEARに投稿されたコーディネートの中で、最もECサイトへの送客回数が多かったコーディネートのトップ3では、メンズ、ウィメンズ、キッズのすべてで、WEARISTAがランクイン。購買意欲をかきたてるコーディネートの提案力の強さが現れる結果となった。

<最も購買意欲がそそられたコーディネートTOP3>
最も購買意欲がそそられたコーディネートTOP3

番外編として、「外出自粛影響!?検索激減ワード5選」も調査。新型コロナウイルス感染症の影響で、WEAR内でもイベントやレジャーに関するワード検索が減少した。

夏場は、多くの花火大会やお祭りの中止を受け、着る機会が減った「#浴衣」が前年比で89%減、同じく「#水着」も55%減となった。同様に、毎年工夫を凝らした投稿でWEAR内がにぎわい、多くのユーザーがそのコーディネート(仮装)を参考にする「#ハロウィン」関連のワードも減少傾向だった。

また、結婚式場のキャンセルや式の延期により、「#結婚式」「#結婚式コーデ」「#結婚式二次会スタイル」といった、関連ワードも軒並み減少傾向。「#旅行」に関しても60%減ほどで検索数は低下した。

一方、検索が増えたのは「#キャンプスタイル(54%増)」や「#キャンプ(36%増)」といったソーシャルディスタンスを保ちながら楽しめるレジャーや、「#スケボー(191%増)」「ゴルフウェア(40%増)」といったアウトドアスポーツだった。

今年は「#おうちファッション」という新しいワードが生まれ、現在、WEARでの投稿数は3万5000件を超えている。特に、外出自粛期間中は、家の中でコーディネートの撮影をする人が増え、街に出ておしゃれを楽しみにくい期間でも、自宅で工夫しながらファッションを楽しむ様子がWEAR上で多く見られた。

<外出自粛影響!?検索激減ワード5選>
外出自粛影響!?検索激減ワード5選

WEARは2020年10月にサービス開始8年目を迎え、現在1500万ダウンロードを突破し、1000万件を超えるコーディネートが集まっている。

2020年は、新型コロナウイルス感染症の影響により、アパレル店舗の一時休業やイベントの中止など、外出先でファッションを楽しむ機会が例年よりも少なかった年となった。

そんな中、ファッション好きのユーザーが集まる「WEAR」では、ユーザーが工夫を凝らし、自宅でのコーディネート撮影を行う姿が数多く見られたほか、ショップスタッフによる投稿数が増えるなど、変わらずにファッションを楽しんでいたという。

■WEARのトレンドランキング2020
https://corp.zozo.com/news/20201215-12376/

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