コープネット事業連合/デジタルマーケティング・ソリューション導入
2017年01月11日 20:31 / IT・システム
SAS Institute Japan(SAS)は1月11日、生活協同組合連合会コープネット事業連合(コープネット)が、カスタマー・エクスペリエンスの向上のためにデジタルマーケティング・ソリューション「SAS Customer Intelligence 360」を導入したと発表した。
コープネットでは既にSASの顧客分析とマーケティング・オートメーションを導入し、組合員のライフスタイルを理解し、パーソナルなコミュニケーションを効率的に実行する仕組みを構築してきた。
今回、SAS Customer Intelligence 360を新たに追加することで、リアル・チャネルだけでなく、デジタル・チャネルにおけるカスタマー・エクスペリエンスの向上を目指す。
デジタル・チャネル強化のための初期トライアルとして、SAS Customer Intelligence 360をPCとスマートフォン向けウェブサイトに導入し、新規入会組合員向けのキャンペーンを実施した。
SAS Customer Intelligence 360により、ウェブサイト上で新規組合員を特定し、組合員に合った商品プレゼントのポップアップを表示し、キャンペーン申込ページに誘導した結果、新規組合員のキャンペーン参加者を増加させることに成功したという。
SAS Customer Intelligence 360は、マーケティングに関する意思決定を、かつてない高度なカスタマー・インサイトにもとづいて実行する、デジタル・マーケティング・ハブ。
個々の顧客のデジタルデータを従来のデータソースと統合し、顧客に関する360度のビューを確立、予測マーケティング分析機能により、より深い顧客理解を醸成する。
インバウンドやアウトバウンドのチャネルを横断して、それぞれの顧客のカスタマー・ジャーニーに合わせて、訴求効果の高いカスタマー・エクスペリエンスを実現するという。
■SAS Customer Intelligence 360
http://www.sas.com/ja_jp/software/customer-intelligence/360.html
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