デパ地下・駅ナカ小売店向け/日販20%増目標の営業支援新システム
2018年04月03日 12:55 / IT・システム
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FutureOneは、デパ地下・駅ナカ小売店舗の売上・利益アップを支援する新システム「StoreForward(+StoreChecker)」の提供を開始した。
デパ地下・駅ナカなどの「ショップ・イン・ショップ形態の店舗」特有の課題に対応した新システムを提供するもの。
2020年までに、デパ地下・駅ナカに展開している小売業を中心に、100社にシステムを展開。
各店舗の日販を20%以上向上させることを目標に、誰でも簡単に品ぞろえを考え、発注ができるようになるための情報支援を行い、集客などに悩んでいる小売店舗の悩みを解決するという。
ショップ・イン・ショップ形態の店舗では、毎日の売上を百貨店などが一度預かり、毎月の売上から出店・共益費を引いた分が翌月に送金されるケースも珍しくない。
日々の店舗活動情報である「どの商品が」「どのような客層に」「いつ」「どれだけ」売れたのか、もしくは売れ残ったのか、廃棄処分したのか、といった単品管理の情報が得られないという問題点がある。
一方で、生活者が取得できる情報量は増え、価値観は多様化しており、従来の小売スタイルでは、生活者のニーズに十分に応えられず、選ばれなくなってしまう。
小売店舗が、生活者のニーズを捉え、差別化を図るためには、客層・季節・イベント・シーンに合わせた「提案型・問題解決型小売業の展開」が不可欠となっている。
新システム「StoreForward(+StoreChecker)」は、「提案型・問題解決型小売業の展開」に必用な「仮説-検証による変化対応力の強化と店舗業務の変革」を支援する仕組みを提供する。
「あれもこれも」ではなく、厳選された分析結果を視覚的に表示する。目的別のメニューから、すぐに必要な情報を探せる工夫をした。
各種の指標(KPI)を標準化することで、店舗(SV・店長)と本部が同じ指標を見て会話できるようになる。
店舗-本部の情報共有だけではなく、店舗間の比較・検討も可能となり、他店舗の成功事例を横展開する取り組みにもつなげる。
店舗業務を変革するためには、「課題確認→アクション」を業務プロセスに組込むことが必須のため、単にシステムを構築(提供)するだけでなく、導入企業向けの丁寧な導入サポート(導入教育・フォロー)も提供する。
また、StoreForward専用POS端末である「StoreChecker」を導入することで、独自POSを導入できないデパ地下・駅ナカなどの小売店舗であっても、データドリブンな店づくり・接客を行え、変化対応力の強化と店舗業務の変革が可能になる。
「提案型・問題解決型小売ができる店舗(Store)」の展開を「推し進め(Forward)」、売上・利益の更なる拡大に貢献するという。
■StoreForward解説ページ
https://www.future-one.co.jp/service/storeforward.html#sbo02
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