JR東日本/6つの商業施設と全65駅にGoogleマップのインドアライブビュー拡大

2022年12月14日 15:50 / IT・システム

JR東日本は12月14日、6つの商業施設と全65駅でGoogleマップの「インドアライブビュー」のサービスを拡大すると発表した。

<利用イメージ>
利用イメージ

「インドアライブビュー」はAR(拡張現実)を活用したGoogleマップのナビゲーション機能で、目的地に向かうためにどの方向に進めばよいのかをより正確に把握できるサービス。AIで数百億枚のストリートビュー画像をスキャンし、お客が向いている方向を特定するグローバルローカライゼーション技術により、建物内でも正確な位置と高度を判別することができる。駅での乗り換えに加え、空港やショッピングモールなどナビゲーションすることが従来難しかった屋内施設でも、「インドアライブビュー」を利用することで、ナビゲーションがスムーズになる。「インドアライブビュー」を活用することで、訪日外国人旅行者のほか、お客が駅ナカを迷わず快適に利用することを目指す。

対象となる商業施設は東京駅「グランスタ」「グランルーフ」「グランルーフ フロント」、新橋駅「エキュートエディション新橋」、横浜駅「エキュートエディション横浜」、藤沢駅「リエール藤沢」となる。

「インドアライブビュー」上で、駅施設では、エスカレーター、エレベーター、階段、トイレ、プラットフォーム、改札口、券売機、みどりの窓口、ATM、コインロッカーなどを表示。また、店舗では、NewDays、ベックスコーヒーショップ、各テナント店舗など表示する。

<対象となる駅>
対象となる駅

JR東日本はGoogleが提供するGoogleマップの「インドアライブビュー」に対応し、お客を駅構内(駅ナカ)の目的地まで視覚的に案内するサービスを、2021年7月から首都圏の17駅で展開をしてきた。12月以降順次、首都圏の6つの商業施設で同サービスを利用できるようになり、駅ナカや駅に直結する商業施設での展開は日本初となる。また、駅においても首都圏の48駅が追加となり、全65駅で同サービスを利用できるようになる。今後も駅や商業施設での展開を拡大し、お客の利便性向上に取り組むという。

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