ファミマ/店舗業務支援システムをリニューアル
2023年11月01日 13:44 / IT・システム
ファミリーマートは11月1日、店舗における発注業務や会計業務、店舗従業員の勤怠管理などを行う店舗業務支援システムを刷新し、2024年2月末までに全店舗に導入すると発表した。
従来は、個別に設置していたサーバー、ディスプレー、店内BGMの受信・再生機器を1台に集約した大手コンビニエンスストア初となるオールインワン型ストアコントローラーを、NECが導入支援した。
また、これまで検品や返品業務などの店舗業務に使用していたハンディ型端末を、スマートフォン型端末に変更する。端末は、店舗スタッフが日々行う商品補充、清掃などの作業の確認・実績登録、作業のリマインド通知などを行うアクションアシスト機能を持つ。
端末でできる業務の拡充に加え、店長が設定したワークスケジュールと連動。随時、業務確認可能なことにより、店舗業務のさらなる効率化につなげたい考え。
発注業務に必要な販売情報、在庫状況などの参照機能を強化。各業務における作業手順の簡略化・自動化を進め、業務時間の削減を図る。
さらに、ワークスケジュールは、店舗従業員が携帯するスマートフォン型端末と連動しており、業務通知や実施状況の確認が可能となる。加えて、作業指示機能により各時間帯に対する個別の作業指示を伝えることができる。
施策、商品の販売目標の共有、実績の振り返りにも活用することで、店舗従業員の業務をサポートする。
■NEC問い合わせ先
NEC 第二リテールソリューション統括部
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