すかいらーく/ガスト全店でプラ製ストロー廃止
2018年12月10日 13:00 / 販促
すかいらーくホールディングスは12月10日、ガスト全1367店でドリンクバーに常備している使い捨てプラスチック製ストローを廃止すると発表した。
特に要望があった場合には、トウモロコシを原料とした生分解性のバイオマスのストローを提供する。
プラスチックごみの不適切な廃棄が世界的に深刻な環境問題となる中、日本最大のレストランチェーンとしてその削減に取り組むことが社会における重要なステップになると考えた。
2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックまでに、全業態の使い捨てプラスチック製ストローの使用を順次廃止することを2018年8月に発表した。
9月から、都内の一部店舗でストロー廃止の実験を開始するとともに、要望に応じて提供するストローの素材として、紙、生分解性素材、食材等の代替品の導入を検討の結果、生分解性のバイオマスに決定した。
バイオマスは、土中の微生物により最終的に水と二酸化炭素に分解される。
焼却した場合でも有害物質が発生せず、原料となる植物が光合成により二酸化炭素を吸収するため大気中の二酸化炭素の量が変わらないことから、地球温暖化防止に貢献すると考えられている。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。