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ドラッグストア/8月既存店ツルハHD2.2%増、ウエルシア7.3%増

2019年09月27日 15:30 / 月次

ドラッグストア15社が発表した8月の営業概況によると、売上高5000億円強の上位5チェーンの既存店売上高は、ツルハHD2.2%増、ウエルシアホールディングス7.3%増、マツモトキヨシ1.5%減、サンドラッグ2.4%増、コスモス薬品2.1%増となった。

<ドラッグストアイメージ>
ドラッグストア

■ツルハホールディングス(2019年5月期:売上高7824億円)
既存店売上高2.2%増、客数1.1%減、客単価3.4%増。
全店売上高9.5%増、客数6.8%増、客単価2.6%増。

開店12、閉店6、総店舗数は2081店となった。

■ウエルシアホールディングス(2019年2月期:売上高7791億円)
既存店売上高7.3%増、客数3.2%増、客単価4.1%増。
全店売上高12.6%増、客数9.0%増、客単価3.6%増。

ウエルシア薬局7.3%増、シミズ薬品10.2%増、丸大サクラヰ薬局7.4%増、グループ計7.3%増。
処方せん受付枚数125万2055枚。

■マツモトキヨシホールディングス(2019年3月期:売上高5759億円)
既存店小売売上高1.5%減。
HD小売既存店売上0.4%減、小売全店売上2.8%増、FC売上9.5%増、HD売上合計3.0%増。

HD薬粧客数(既存店)は1.0%減。

前年8月は、多くの台風の影響をうけたものの猛暑だったため、HD既存店月次においてプラスマイナス0、マツモトキヨシ小売既存店は+1.1%と比較的堅調な推移となっていた。

今年は、遅い梅雨明けから一気に猛暑となったため、一部を除き季節商品は順調に推移したが、
下旬からは降雨量が多く日照時間が短くなったため月度としてはそのような天候の影響を受けた。

インバウンド全店売上は、7月以降、昨年のハードル(昨年対一昨年の伸長率)が低下するものの、
一昨年が大幅伸長となっており、決して低い水準ではないが、若干ながらプラスとなった。

なお、訪日客数が減少している韓国は、同社における売上構成比は低く、その影響は軽微となっている。

■サンドラッグ(2019年3月期:売上高5880億円)
グループ合計既存店売上高2.4%増、全店6.2%増。
ドラッグストア事業既存店売上高2.3%増、全店3.5%増。
ディスカウントストア事業既存店売上高2.6%増、全店10.4%増。

出店2店。

■コスモス薬品(2019年5月期:売上高6111億円)
既存店売上高2.1%増、全店売上高8.1%増。

出店4、閉店0で総店舗数は1004店。

■スギホールディングス(2019年2月期:売上高4884億円)
スギ薬局の既存店売上高4.1%増、客数1.6%増、客単価2.5%増。
スギ薬局の全店売上高9.3%増、客数8.1%増、客単価1.1%増。
スギ薬局事業の既存店売上高4.7%増、客数2.2%増、客単価2.4%増。
スギ薬局事業の全店売上高12.3%増、客数12.0%増、客単価0.3%増。

8月度の既存店ベースの売上伸率は、スギ薬局事業が4.7%増、ジャパン事業が0.6%増となり、スギ薬局全体の既存店売上は4.1%増となった。

新規出店として13店舗を開設し、1店を閉鎖した。8月末のスギグループの総拠点数は1237拠点。

■ココカラファイン(2019年3月期:売上高4005億円)
既存店売上高0.9%増、客数1.8%減、客単価1.7%増。
全店売上高2.7%増、客数0.2%増、客単価1.4%増。

出店0、退店5、8月末で合計1346店舗。

■カワチ薬品(2019年3月期:売上高2649億円)
連結既存店売上高1.0%増、全店売上高1.5%増。
個別既存店売上高1.5%増、全店売上高2.1%増。

8月現在店舗数はグループ計336店(うち、調剤薬局併設店112店)。

■クリエイトSDホールディングス(2018年8月期:売上高2681億円)
既存店売上高3.6%増、全店売上高10.5%増。

出店4。

■クスリのアオキホールディングス(2018年8月期:売上高2212億円)
既存店売上高7.9%増、客数5.0%増、客単価2.8%増。
全店売上高19.5%増、客数18.2%増、客単価1.1%増。

総店舗数は559店(9月20日現在)。

■クオール(2019年3月期:売上高1447億円)
調剤報酬19.8%増、処方せん応需枚数は13.2%増。

土曜の営業日が2日間多く、昨年よりも営業時間は少なかったものの、8月に実施したM&Aの寄与・既存店の技術料の改善により処方箋応需枚数、調剤報酬ともに2ケタ増加した(営業日数は同じだが半日営業が2日多かった)。

■キリン堂ホールディングス(2019年2月期:売上高1295億円)
既存店売上高1.1%増、客数3.0%減、客単価4.2%増。
全店売上高2.2%増、客数2.0%減、客単価4.3%増。

出店1、退店0でグループ店舗は8月末で368店となった。

■中部薬品(2018年8月期:1179億円)
既存店売上高5.5%増、客数3.9%増、客単価1.5%増。
全店売上高8.6%増。

出店9、退店0、8月末店舗数は397店。

■ゲンキー(2018年8月期:売上高948億円)
既存店売上高2.5%減、全社売上高6.2%増。

9月26日現在で259店舗。

■薬王堂(2019年2月期:売上高918億円)
既存店売上高5.8%増、客数5.6%増、客単価0.2%増。
全店売上高11.2%増、客数11.7%増、客単価0.4%減。

出店3、退店0、8月末店舗数は282店(うち調剤併設店3店・調剤専門薬局1店)。

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