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大丸心斎橋店本館/「新百貨店モデル」で専門店370店を集積

店舗/2019年06月11日

大丸松坂屋百貨店は6月11日、大阪・心斎橋の「大丸心斎橋店本館」を9月20日にグランドオープンすると発表した。

<大丸心斎橋店本館>
大丸心斎橋店本館

86年ぶりに本館を建て替えることで、専門店370店が出店し、関西初、新業態の店舗がひしめきあう最前線スポットが集結した心斎橋エリアのランドマークを目指す。

心斎橋は、幅員44mの御堂筋と週末の歩行者数約15万人の賑やかな心斎橋筋商店街のほか、周辺にはアメリカ村や南船場・堀江などの特徴的街区を持つ世界有数の商業集積地となっている。

心斎橋で開業してから約300年の歴史を持つ「大丸心斎橋店」は、「世界と未来にむけて進化する百貨店」をテーマとした。

プロジェクトでは、品ぞろえ、デザイン、環境などすべてにおいて、百貨店の未来の方向を示す革新的な「新百貨店モデル」を具現化した。

多くの富裕層顧客、日本有数のインバウンド顧客の吸引力といった心斎橋店の強みをさらに増幅させる店づくりを目指すとともに、新たなサービスや体験など「リアル店舗でしか味わえない付加価値創造」に取り組んだ。

<プロジェクト概要>
プロジェクト概要

プロジェクトは、本館(地下2階?10階)・北館(パルコ:地下2階?7階、専門店街:8階?14階)・南館の3館体制で2021年まで続く複合開発のさきがけとなるもの。

本館と北館をつなぐ大宝寺通りの上空部に増築を行い、両館の2階~10階のフロアが接続され、一体化する。

大丸心斎橋店本館のストアコンセプトは、「Delight the World「世界が憧れる、心斎橋へ。」で、目指すのは、訪れる人すべてが輝く「物語の舞台」。ここでしか出会うことのできない、驚き。発見。高揚。予感。物語のような毎日を、心斎橋から、世界へとした。

次の世代と世界に通用する「百貨店の進化形」を目指し、「買取」「消化仕入」「定期賃貸借」という3つの取引形態の展開ミックスを抜本的に見直し、バランスの最適化を実現した。

これにより、ブランドの世界観を色濃く反映した売場デザインや、特徴的なサービス・体験などを提供する特別な店舗形態のショップが多数出店する。

こうした手法を使いつつ、お客には百貨店として期待されるサービスを、取引形態の違いにかかわらず提供できる仕組みづくりに取り組んだ。

<フロア構成>
フロア構成

各フロアには、関西初出店37店、新業態50店を含む計370店が出店する。

B2・B1・10Fは、食物販・レストランフロア、1F~6Fのメインは物販フロアとなる。9Fには、今後北館と一体化し、海外顧客に対応する「インバウンドセンター」を構築する。

訪れる人に憩いの場を提供するべく、7Fにはテラスを設け、緑溢れる都会のオアシス空間を提供する。

<旧本館のデザインを取り入れたエレベーターホール>
旧本館のデザインを取り入れたエレベーターホール

旧本科は、日本の近代建築に大きな足跡を残したウィリアム・メレル・ヴォーリズが設計した。

本館建て替えプロジェクトでは、街の象徴でもあり歴史的価値のある旧本館の採取可能な部材は現物による再利用を行い、困難な部材は原型の型取りの上、最新技術により再現し、継承すべき空間を再構築した。

<D-WALL(仮)全体像イメージ>
D-WALL(仮)全体像イメージ

「D-WALL(仮)」は、館の1F~10Fのエスカレーターサイドに設置する高さ約50m、幅約4mの大型LEDモニター装置。

ヴォーリズ建築とデジタル技術の融合によって生まれた、新しい本館を表現するシンボル。全フロアに合計42台のデジタルサイネージを設置し、さまざまな案内表示などスムーズな買い物体験を提供する。

店舗概要
施設名称:大丸心斎橋店本館
所在地:大阪市中央区心斎橋筋1-7-1
延床面積:約6万6000m2(旧本館:4万9000m2)
売場面積:約4万m2(旧本館:3万1000m2)
階数:地上11階、地下3階(高さ約60m)
売場:地上10階、地下2階
開店日:2019年9月20日
営業時間ショップ10時~20時30分
フードホール、テラスカフェ、レストラン=11時~23時
※店舗により異なる
休業日:元旦・不定休
アクセス:Osaka Metro御堂筋線・心斎橋駅4番出口・地下道直結

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