ロイヤルグループ/AI需要予測データを物流に応用、食品ロス削減
2025年08月27日 16:44 / 経営
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ロイヤルホールディングス、Goals、双日食料、デリカフーズは8月27日、ロイヤルグループの外食事業の店舗において、食材在庫の最適化および食品ロス削減を目的とした「需給調整プラットフォーム構築プロジェクト」を共同で発足したと発表した。
「ロイヤルホスト」、「天丼てんや」において蓄積された、AIによる需要予測データを物流領域に応用する実証実験を行う。
ロイヤルグループが取り組むサプライチェーンマネジメント改革に、外食事業者向けAI需要予測サービス「HANZO 自動発注」を提供するGoals、流通全体のデマンドチェーンマネジメントにより物流業務の効率化を推進する双日食料、青果物の調達・加工・供給における専門性を生かし、実運用現場における需給調整や品質管理の役割を担うデリカフーズが連携する。
「HANZO 自動発注」が保有する、各店舗で蓄積されたAIによる需要予測データと実際の発注傾向をもとに、物流センターにおける入出庫計画や在庫計画の精度向上を検証。また、同データをデリカフーズの青果仕入れ計画・製造計画にも活用し、需給調整の精度向上や青果の鮮度向上を図る。
サプライチェーン全体の連動性を高めることで、在庫最適化と食品ロス削減を目指す。
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