三越伊勢丹/企画・発案ブランド「E-ZEY JAPAN」訴求で、カフェ出店
2017年10月18日 18:50 / 店舗
三越伊勢丹は10月18日~11月12日、新宿のプロモーションスペース新宿ボックスに、「E-ZEY CAFE(イーゼイカフェ)」をオープンする。
お歳暮シーズンが本格スタートする時期に合わせて、三越と伊勢丹のお歳暮ギフトセンターでお客に紹介する、企画・発案の食ブランド「E-ZEY JAPAN(イーゼイジャパン)」を訴求する企画。
イーゼイ ジャパンは、三越伊勢丹が企画発案し、2016年お中元期から販売をスタートした、日本が誇る食材や技術、生産者に注目し、新しいおいしさを提案するギフトブランド。
全国の百貨店の共同仕入れ機構「全日本デパートメントストアーズ開発機構」を通じて、三越伊勢丹以外の百貨店でも販売する。
三越や伊勢丹の店舗以外の場所でお歳暮のプロモーションカフェを開設するのは初めての取り組み。
今年のお中元時に、店舗の催事場に簡易プロモーションカフェを設置し、有料でお客にお中元商品を知ってもらう取り組みを開始していた。
店舗面積は、1階約140m2、2階108m2で、客席数は1階30席、2階50席、合計80席を配置し、平日200人、土日300人の利用を目指す。
飲食・ブライダル事業部企画担当の澤田麻美氏は、「モノ消費からコト消費へと消費の変化が起きている中で、ギフト商品に使われている食材を使用したメニューを実際に味わい体験できる場を用意した。商品の味を知るだけでなく、生産者の思いも一緒に伝えていきたい」と語る。
今回は、イーゼイジャパンで展開する56アイテムのうち、11アイテムをメニューに使用した。終日、定食やスイーツ、ドリンクを提供し、15時以降のカフェ・ディナータイムには、おつまみも販売する。
ギフトカタログに掲載する食材を、実際に使用したメニューや、熊本県菊池産 えこめ牛のローストビーフ丼(税込1700円)、北海道産 鮭 純米酒粕漬け焼き定食(1200円)、秋田稲庭うどん かけうどんかきあげ丼定食(900円)など5つのメニューを提供する。
おつまみでは、えこめ牛ローストビーフのサラダ(1300円)、熊本県産ソーセージ盛り合わせ(950円)、鹿児島県産さつま揚げ(850円)を提供する。
終日、アルコールの提供も行い、大手ビール会社4社とのコラボレーションで、生ビールを週替わりで販売する。18日~23日はサントリー、24日~29日はサッポロ、30日~11月5日はアサヒ、6日~12日はキリンの商品を提供する。
スイーツでは、抹茶カステラと豆乳アイス(750円)、E-ZEY抹茶づくしパフェ(1200円)など6アイテムを提供し、カフェ需要にも対応する。
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