ヤオコー/1km商圏シェア25%、2021年3月期売上4550億円目指す
2018年05月17日 16:00 / 経営
ヤオコーは5月14日、2021年3月期を計画最終年度とする「第9次中期経営計画」を発表した。
<2018年~2021年度の主なイベント(出典:ヤオコー決算説明会資料)>
メインテーマとして「ヤオコーウェイ」の確立、お客、働くメンバーがヤオコーの側で幸せを感じられる会社を目指す。
2021年3月期には、売上高4550億円、経常利益180億円、経常利益率4.0%、期末店舗数192店を見込む。
優先課題として、「チェーン」を強くする構造改革として、店舗作業の15%削減、システムの刷新で、業務の見える化と標準化に取り組んでいく。
1km商圏内のシェア25%も目標に掲げ、接客の質、青果の鮮度、総菜の充実、ストレスの少ない買物体験の向上を推進する。
また、新規出店・既存店の改装を継続し、エイヴイ業態のノウハウ取得、Eコマース対応のモデル作りを行う。
同日行われた決算記者会見で、川野澄人社長は「今回の中計3か年では、システム改善など500億円規模の設備投資を予定している。生鮮・デリカ強化に向け、プロセスセンター新設を検討。店舗は20店程度の出店を見込んでいる」と話した。
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