サイゼリヤ/9~5月、円安と労務費の上昇で営業利益20.1%減
2018年07月11日 10:55 / 決算
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サイゼリヤが7月10日に発表した2018年8月期第3四半期決算は、売上高1140億7600万円(前年同期比4.7%増)、営業利益64億2100万円(20.1%減)、経常利益66億5100万円(22.8%減)、当期利益40億2000万円(27.2%減)となった。
日本国内では、既存店対策としてお客視点でのサービス強化などに努めたことにより、売上高は883億6900万円(2.4%増)となった。
しかし、円安による輸入食材価格の高騰と生産性の悪化による労務費の上昇などにより、営業利益は35億8400万円(36.0%減)となった。
国内外における継続的な新規出店や店舗サービスの品質向上に努めた。従業員同士の関係性を重視したコミュニティ作りとコミュニケーション力の強化を行うなど、従業員にとってより働きがいのある職場の実現と離職率の改善に取り組んだ。
通期は売上高1565億円(5.5%増)、営業利益96億円(14.4%減)、経常利益99億円(16.7%減)、当期利益62億円(17.3%減)の見通し。
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