ブックオフHD 決算/6~8月、アパレル・ホビーなど好調で増収増益
2024年10月24日 11:57 / 決算
ブックオフホールディングスが10月22日に発表した2025年5月期第1四半期決算によると、売上高282億9200万円(前年同期比8.1%増)、営業利益11億1200万円(171.9%増)、経常利益11億9400万円(127.9%増)、親会社に帰属する当期利益5億7700万円(87.4%増)となった。
国内ブックオフ事業の売上高は247億9400万円(6.9%増)となり、セグメント利益14億3100万円(79.2%増)だった。直営既存店においてアパレル、トレーディングカード・ホビー、家電・携帯電話などの売上高が前年同期を上回った。BOOKOFF3店舗(じゃんぼスクエア香芝店、イトーヨーカドー東村山店、チャチャタウン小倉店)を出店した。
プレミアムサービス事業は、直営既存店において売上高が前年同期を上回ったことなどにより、売上高は17億6600万円(6.1%増)となった。一方で、新規出店に伴う費用の増加や事業成長に向けた人員拡充を進めたことなどにより、セグメント利益は3100万円(72.7%減)だった。、hugall大宮高島屋店、BOOKOFF総合買取窓口2店(桜新町駅前店、田園調布店)を出店した。
海外事業の売上高は13億9800万円(32.2%増)、セグメント利益2億6900万円(62.0%増)となった。アメリカ合衆国内の「BOOKOFF」、マレーシア国内の「Jalan Jalan Japan」それぞれにおいて過年度の出店と既存店の伸長が寄与し、売上高が前年同期を上回った。マレーシアに「Jalan Jalan Japan Berjaya Mega Mall」店を出店した。
通期は、売上高1200億円(7.5%増)、営業利益35億円(14.7%増)、経常利益38億円(10.2%増)、親会社に帰属する当期利益21億円(23.2%増)を見込んでいる。
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