新宿ボックス/目標月商5000万円、三越伊勢丹がプロモーションカフェ開始
2017年04月27日 21:08 / 店舗
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三越伊勢丹トランジットは4月28日、新宿サザンテラス内に、プロモーションカフェスペース「SHINJUKU BOX(新宿ボックス)」をオープンする。目標月商は4000万円~5000万円。
新宿ボックスは、3か月を目途に、さまざまな企業やコンテンツとコラボレーションしたカフェを展開するプロモーションカフェスペース。
三越伊勢丹トランジットは1月20日、トランジットジェネラルオフィスと三越伊勢丹ホールディングスの合弁会社として設立した。資本金は3000万円で、出資比率は三越伊勢丹51%、トランジット49%。
三越伊勢丹が進める新しい顧客接点の拡大を図る施策の一環として、飲食店の企画と運営事業を展開する。
第1弾企画として4月28日~7月30日、LINE FRIENDS STORE、アイスモンスター、マックスブレナー、うさまるカフェのコラボレーションカフェを展開する。
店舗面積は1階約140m2、2階約108m2、合計248m2で、客席数は1階50席、2階68席、立席の場合は1階80人、2階100人まで対応できる。
1階には、LINEが展開する無料通話アプリLINEの公式キャラクターグッズストア「LINE FRIENDS STORE」を配置した。
ブラウンやコニーといったLINE FRIENDSのステーショナリーやぬいぐるみ・食器を中心に国内外有名ブランドとコラボレーションしたグッズや店舗限定のお菓子を販売する。
また、1階では、トランジットジェネラルオフィスが展開する台湾発の人気かき氷店「アイスモンスター」とニューヨーク発のチョコレートブランド「マックスブレナー」がカフェを出店する。
アイスモンスターは、LINE FRIENDSのブラウンとコラボレーションした「BROWNコーヒーかき氷」(税込1200円)、チョコレートプラリネソフトクリーム(750円)などを販売する。
マックスブレナーは、LINEクリエーターズスタンプで人気のキャラクター「うさまる」とコラボレーションした、チョコレートチャンクピザ(1ピース450円)などを販売する。
4月27日に開いたオープニング記者会見には、トランジットジェネラルオフィスの中村貞裕社長、三越伊勢丹トランジットの浅田徹会長、LINEの出澤剛社長、キャラクターコンテンツのコラボレーションを企画するレッグスの内川淳一郎社長が出席し、記者会見を開いた。
浅田会長は「百貨店と同様に、上質感、日本文化といった視点を軸に、一企画3か月を目途に、さまざまな企画を展開する。今が旬の新しい企画を行い、新しい価値を提案していきたい」と語った。
中村社長は「オープニング企画として、アイスモンスターとマックスブレナーを出店した。これからも新しいブランドを紹介していきたい」と述べた。
出澤社長は「LINE FRIENDS STOREは原宿に旗艦店を展開し、国内2店のほか世界で26店を展開しているが、まだ認知度が弱い。ポップアップストアを出すことで、認知度が高まることを感じており、新宿ボックスで新しい顧客を開拓したい」と語った。
内川社長は「キャラクターとのコラボレーション企画は、企画の完成度が大切だ。キャラクターの世界観を表現した内装、メニュー、味などにこだわった。トランジットの商品開発力を生かしたメニューが開発できたと思う」と述べた。
新宿は、訪日外国人観光客も多く訪れる立地であるため、今後、日本文化を伝えるような企画も検討したいという。
店舗概要
所在地:東京都渋谷区代々木2-2-2
新宿サザンテラス内
TEL:03-3373-5300
営業時間:11時~21時30分
客席数:1階50席、2階68席
立席1階80人、2階100人
店舗面積:1階約140m2、2階108m2
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