日本ユニシスは7月1日、パルコと米Fellow Robots社とともに、仙台市にグランドオープンする仙台パルコ2で、日本ユニシスが取り扱う米Fellow Robots社の自律移動型サービスロボットNAVii (ナビー)を活用した実証実験を実施する。
実証実験では、NAViiと感情認識パーソナルロボットPepper(ペッパー)とのコラボレーションにより、仙台パルコ2を訪れるお客の店舗案内を行う。
2種類の異なるロボットのコラボレーションによる接客は、世界初の試みという。
日本ユニシスは、1986年から小売業の基幹業務システムを提供してきた。約30年にわたる基幹業務システムの提供で培った豊富なノウハウと技術を生かし、基幹業務システムの導入企業の競争力をさらに強化するため、小売業が持つ顧客接点を支援する取り組み。
顧客接点を支援する取り組みの1つとして、2015年12月から、米Fellow Robots社の自律移動型サービスロボットの日本国内での取り扱いを開始し、ヤマダ電機テックランド青葉店で、店舗を訪れたお客を売場まで案内する実証実験を実施した。
今回のパルコでの実証実験は、日本ユニシスにとって2度目の実証実験となる。多種類の店舗が入る複合型商業施設において、さまざまな層のお客を案内することで得られる、お客の反応やサービスの改善点などを把握する目的で実施する。
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