DNP/什器にコンテンツ配信「デジタルショーケース」
2019年08月06日 12:00 / IT・システム
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DNPデジタルソリューションズは9月、店頭の什器に、スマートデバイス(スマートフォン、タブレット端末等)用のアプリと市販のセンサーやボタンを連動させた汎用のプロモーションツール「DNPデジタルショーケース」を発売する。
顧客の関心に合ったデジタルコンテンツを使った演出が可能で、顧客の反応や効果をデジタルマーケティング用のデータとして取得できる。
同システムおよび関連するマーケティング事業で、2023年までに2億円の売上を目指す。
インターネット上のEC(電子商取引)では、利用者の閲覧・購入履歴等に合わせ、最適なWeb広告を配信して購買を促したり、顧客の反応をアクセス数などで解析したりすることで、より良いコミュニケーション手法につなげていくデジタルマーケティングが活用されている。
実店舗でも、デジタルマーケティングを導入し、効果的な商品の陳列や、スタッフ不足の中での接客効果の向上を行いたいとの要望がある。
しかし、店頭で顧客が商品に関心を持ち、手に取り、購買する行動を定量的に把握し、顧客の関心に合ったコンテンツを配信したり、店頭施策の効果をデータ化したりする手法は限定的だった。
今回、店舗を起点としたデジタルマーケティングを促進するツールとして、手軽に店舗に導入しやすいよう、汎用的なセンサーなどを組み合わせてスマートデバイスのアプリで起動するDNPデジタルショーケースを開発した。
店舗の既存の什器に設置して、互いに連動させることで機能。商品棚に設置した人感センサーやボタンが店頭での顧客の動きや商品の動きを感知し、スマートデバイス用アプリと連動して、商品説明や広告、演出用などのデジタルコンテンツを出し分ける。
人感センサーやボタンのログを集積し、人数やサンプル商品の取り上げ回数などを把握できます。店頭での顧客の動きや商品への反応などを、デジタルマーケティング用のデータとして活用することができる。
■問い合わせ先
https://www.dnp.co.jp/CGI/contact/form.cgi?mode=form
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