オーケー/銀座店オープン、299円弁当・限定総菜・インバウンドが充実
2023年10月17日 16:13 / 店舗レポート
オーケーは10月17日、マロニエゲート銀座2の地下1階・地下2階に「オーケー 銀座店」(東京都中央区)をオープンした。
売り場面積は2140.40m2、生鮮、加工食品、総菜・ベーカリー、日用品など通常の大型店並みの品目数でそろえている。
二宮涼太郎社長は、「昨年7月、マロニエゲート銀座2にユニクロのグローバル旗艦店を構えるファーストリテイリングの柳井正会長兼社長から、『EDLPを日本でしっかりやっているオーケーに出店してほしい』と声がかかり、銀座出店を即決した。顧客ターゲットは、近隣住民・ワーカー、日本人ショッピング客、インバウンド、飲食店需要などを想定している。当社でもトップクラスの売り上げを目指し、グループを代表する店舗にしたい」と意気込みを語った。
また、「スーパーマーケットが近隣に少なく、ほかの店舗に比べ競争環境は激しくないとみている。駐車場もマロニエゲート銀座1~3合わせると194台あるため、広域からの集客も期待している。ネットスーパーは需要を見ながら検討する。要望があれば、近隣の飲食店に配達するサービスも考えたい」と話している。
銀座ならではの限定商品、インバウンド向け商品を用意。近隣飲食店向けの業務用需要にも対応できる品ぞろえとなっている。
また、調剤薬局を併設し、待ち時間の買い物需要も取り込みたい考え。
■地下2階に総菜・パンがそろう
地下1階に生鮮3品、加工食品、酒類、日用品、調剤薬局、総菜の一部、免税カウンター、セルフレジ・セミセルフレジが並ぶ。
地下2階に、総菜、弁当、ベーカリー、冷凍食品、菓子、日配、飲料などをそろえた。
近隣ワーカーのランチ需要などを見込み、地下2階の総菜売り場は広めに設置した。
地下2階のレジはすべてセルフレジで、クイックな買い物需要に対応する。
総菜・弁当は、人気の税別299円の「カツ重」、「ローストビーフ」、500円から買える「ピザ」などがそろう。
すしも「みなとみらい店」で提供している限定の「極み寿司」を販売する。
銀座ならではの商品として、店内で販売しているA5ランクの黒毛和牛を使った「すきやき弁当」、店内加工のフルーツデザートも楽しめる。
銀座店限定のバゲット、食パンも取り扱う。
人気の冷凍食品も野菜、果実、総菜、スナック、米飯、アイスクリームなど充実した品ぞろえとなっている。
■インバウンド向け菓子・医薬品を強化
地下1階には免税カウンターを設置し、インバウンド顧客の買い物需要にも対応する。
お土産で人気の目薬やシートマスク、シップなどを用意している。
■業務用にも、酒類・生鮮素材が充実
銀座という立地を生かし、近隣飲食店の需要にも対応できる生鮮素材、冷凍食材を取り扱う。
酒類も手頃な商品から、高価格帯のものまで幅広く用意している。
二宮社長は「ランチ需要は大きいとみている。また、当社は夕方はそれほど得意ではないが、仕事帰りの人の買い物需要も取り込んでいきたい。販促ではYouTubeを利用したり、UNIQLO TOKYOでオリジナルTシャツが作成できるUTにオーケーのデザインを提供したりしている」と述べた。
■オーケー 銀座店
所在地:東京都中央区銀座3-2-1 マロニエゲート銀座2 地下1階・地下2階
営業時間:平日・土日祝8時30分~21時30分 ※10月17日の開店初日は9時~21時30分
TEL:03-3528-6531
駐車場:マロニエゲート銀座2:37台、マロニエゲート銀座1:78台、マロニエゲート銀座3:79台、計194台
※購入3000円以上で1時間無料、5000円以上で2時間無料 ※利用時間・基本料金・車両制限は建物ごとに異なる
売り場面積:2140.40m2
アクセス:東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線銀座駅徒歩2分、JR京浜東北線・山手線有楽町駅徒歩3分
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