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日本百貨店協会/6月の外国人売上高283億円、購買客数77カ月ぶりに減

2019年07月23日 13:00 / 月次

日本百貨店協会が7月23日に発表した6月の外国人観光客の売上高・来店動向によると、外国人観光客招致委員会委員店(93店)での免税総売上高は、約283億3000万円(前年同月比0.6%増)となった。

<百貨店(イメージカット)>
百貨店

6月の商況は、免税総売上高が約283億3000万円(0.6%)で5カ月連続プラス。一人当たりの購買単価は約6万2000円(2.1%増)だった。

一方、購買客数は、約45万8000人(1.4%減)で、2013年1月から数えて77カ月ぶりのマイナスとなった。対アジア通貨の変動や反政府デモにより、中国や香港からの来店客数が減ったことが要因と考えられる。

また、化粧品メーカーの生産調整により、チャンスロスの頻度が高まったとみている。

外国人観光客に人気の商品順位は、化粧品、ハイエンドブランド、食品、婦人服飾雑貨、子供服・玩具だった。

免税手続きカウンターの来店国別順位は、中国本土、韓国、香港、台湾、タイ、シンガポール、マレーシアの順となった。

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