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シニア消費研究セミナー/求められる実店舗・買物不便地域への対応、11月14日

2018年10月12日 15:50 / セミナー

流通経済研究所は11月14日、「シニア・ショッパー研究セミナー~超高齢社会におけるシニア・ショッパーのニーズと課題をつかむ~」を開催する。

シニア・ショッパーの買物行動に焦点を当て、その特徴を理解するとともに、シニアが抱えている買物にまつわる課題や、日常生活で不便だと感じていること、将来に対する不安などを把握した上で、シニア・ショッパー対応を検討する。

シニアにとって依然として重要な「実店舗」、増加する「後期高齢者」(単身世帯・夫婦世帯)、社会的課題となっている「買物不便地域」のシニアに注目するした事例紹介や調査データの分析、今後の対応について解説する。

■開催概要
開催日時:11月14日(金)13:00~17:00
会場:アルカディア市ヶ谷(東京都千代田区九段北4-2-25)
受講料:1名 税別30,000円(税込32,400円)

■詳細・申込
http://www.dei.or.jp/seminar/seminar_181114_02.html

■プログラム
13:00~13:05 はじめに

13:05~14:05
1.シニアの消費実態と小売業のシニア対応事例
最新の政府統計調査などを用いて、高齢化の実態を確認した上で、シニアの消費の現状と変化、および、時間の使い方の特徴を確認する。
また、スーパーやドラッグストアなどの小売業が実践するシニア対応施策の事例紹介を通じ、先進的な取り組みを理解するとともに、現状では対応が十分ではない領域を確認し、対応のあり方を検討する。

14:15~15:35
2.シニアの買物実態とニーズを捉える
「スーパー」、「コンビニエンスストア」、「ドラッグストア」における店頭面接調査データを用いて、シニア・ショッパー(60代、70代以上)の店内における購買行動の特徴を把握する。加えて、業態により異なる買物行動や意識、ニーズを確認する。
また、増加する後期高齢者(75歳以上)の、店舗選択理由、買物中に考えていること、お気に入りの商品とその理由、以前と比べて変化したこと、買物にまつわる不便や今後の不安などを、75歳以上の女性(首都圏在住の単身または夫婦世帯)50人に対して実施した訪問面接調査データから明らかにする。

15:45~16:55
3.買い物不便地域のシニア・ショッパーが抱える課題
食料品などの日常の買物が困難な状況に置かれている買物弱者と呼ばれる人々は、経産省によると国内で700万人に上ると推計されており、首都圏にも買物不便地域が存在する。
こうした状況を踏まえ、首都圏の買い物不便地域で暮らすシニアに対して実施したグループインタビューや訪問面接調査から、直面する課題や望んでいること(特に日常の買物に関する不便や、店舗・売場・品揃えに対する要望など)や、将来に対する不安などを紹介し、課題解決に向けた対応の方向を提示する。

16:55~17:00 まとめ

■講師
流通経済研究所 
理事  山崎 泰弘
主任研究員  鈴木 雄高

■問い合わせ
流通経済研究所 
担当:鈴木、伊藤
TEL:03-5213-4532

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